台風か梅雨前線の影響かはよく解りませんが、昨日の雨は昨日の夕刻に上がります。今日は、時折、青空を見せる晴れです。


このところの工房作業は「肩もみ器」づくりです。愛称「シンデレラの馬車」です。2週間近くも続いています。毎日、同じような作業内容の繰り返しでややマンネリ化の傾向のあるほどでした。しかし、昨日、今日に至って、ようやく、ドラマチック性を帯び、また、達成感を実感できるまでになっています。

今日のメインテーマは「車輪のとりつけ」の準備です。簡単な作業ですが、いざ、当面してみると、エッとする意外性があります。車輪は馬車の前後です。前後各2個の車輪です。100台の馬車の車輪は400輪です。少しうろたえます。実は、今回の車輪の素材は「青森ヒバ」の枝です。その年輪は50~60年です。杉であれば大木のサイズですが、手の親指よりも若干太い程度です。


枝は、伐採現場に行って確保したものです。勿論、市販のされていないものです。世界中で「青森ヒバ」を産する国は日本だけのようです。そして、その中で、本州最北端が大半を占めます。これは、数年前、伐採現場から確保し、乾燥させ、カットし、そして、車輪の形に加工しています。500輪ほどです。つくるに要した時間は3~4日だったようです。天文学的に高価な車輪です。手作りの「シンデレラの馬車」です。完全オリジナル作品ということになります。

話は飛びますが、枝の断面の中心は、必ずしも年輪の中心でないことが殆(ほとん)どです。それは、太陽のあたる面の年輪が幅広になるからです。またまた話は飛びますが、「青森ヒバ」を育てる場合は「間伐(かんばつ)」をしないのが一般的です。日当たりを良くしないことで生育を抑え、「年輪」の幅を狭くするためです。むしろ、陽光を遮(さえぎ)るために、近くに背丈の高くなる杉等を植えるようです。


車軸は4mmの竹籤(たけひご)200本です。タケヒゴのカットには鑿(のみ)を使うと聞いたことがあります。しかし、鋭利な鑿が無く、また、非力なことから「丸鋸(まるのこ)」でカットします。ほぼ一瞬のうちに終えます。その1本1本の一方に、糊(のり)で車輪を固定します。他方は、次回の作業にします。その作業で、今回のプログラムは終えることになります。


昼、K社長がお見えになります。当地区民局主催の域活性化の企ての概要をお聞きします。今のところ、開催期間は10月10日~10月19日です。これから関係者と相談して決定することになります。希望者を募(つの)り、ブースを増やすことも考えています。

明日と明後日は、太平洋側のM市にお邪魔するつもりでいます。また、来週は弘前に行くことになりそうです。ここ、毎週の外出です。自粛すべきなのかも知れません。

2014/07/11(金) 17:50