
一時青空を見せたものの、概して、薄曇りの日です。やや高いようですが、快い気温です。早朝、K社長がお見えになります。『どうですか。』、と、つくっている途中のジャムを持ってきます。ドイツの赤い「ルバーブ」のジャムです。先般、我が家でつくったものと比較してみます。何となく、様子が違っています。おそらく、煉(ね)る時間と、白砂糖と三温糖の違いによるようです。
昨日、一昨日と、奥州南端のF県にお邪魔します。先週の土、日、月も行っています。2週間で5日間です。しかし、このことを別の区切りをすると、9日間で5日間です。勘定的には1日おきに家を空けていることになります。
今朝一番に野菜の様子を見ます。やはり、変化があります。僅(わず)か2日間で、トマト、キュウリ、ナスが採り頃になっています。特にトマトは今年になって初めての収穫です。ほんの少量ですが、至福の瞬間との出会いです。
河川敷には、たくさんのハグロトンボが発生しています。その上流にはホタルも出ています。話は戻りますが、F県との往来でもさまざまな出会いがあります。F県からM県にかけてのピンク色の合歓(ねむ)の花が圧巻です。合歓は、我が家の駐車場にもあるのですが、花は未だです。南北500kmの差なのかも知れません。
Kサービスエリアでは、山と積まれたサクランボと出会います。お隣のY県産です。見事なサクランボです。しかし、それを買う人が誰もいないのです。驚きます。近くに寄ってみます。やはり、天文学的な価格です。次々に来る観光バスから降りるのは60代ほどのご婦人が多いです。地元のスーパーに通う彼女らは、そのことを知っているのです。
実際、高速道路を下りて、大型スーパーを覗うと1/3~1/4以下の価格です。噂(うわさ)のS品種も、です。高速道路の販売所の、この傾向は、近年、顕著になり過ぎているようです。このままでは、誰も近寄らない売店になってしまいます。少し、考える余地がありそうです。
他方、素晴らしい光景との出会いもあります。清掃担当のご婦人の仕事ぶりです。お手洗い付近の床を、モップではなく手に持った雑巾で拭(ふ)いているのです。それも、十分に腰を低くし、フットワークよく、パワフルに、一目散に拭いているのです。その体つきは、ほとんど贅肉は無く、鎧(よろい)のような筋肉で覆(おおわ)われています。綺麗に洗練されたプロの体を目(ま)の当たりにします。このことは、まだ、誰にも話してはいないのですが、今後、さまざまな折にご紹介することになりそうです。また、自身の生き方のお手本としていつも思い出すことになりそうです。
数時間に止まりましたが、工作を楽しみます。ここしばらく続いている「肩もみ器づくり」です。自称、「シンデレラの馬車」です。今の段階は「木地調整」です。最も時間と根性を要する工程です。
今回作ろうとしている数は100です。その中、ようやく今日で40個ほどを終えます。まだ全体の2/5です。しかし、当面する、8月末の同期会の分は確保したようです。残りは、9月から10月にかけての文化祭用です。残る作業も、イライラすることなく、可愛(かわい)がりながら、楽しみながら、使ってくださる方の笑顔を想像しながらになります。
昼前、K氏がお見えになります。ボクシングのチャンピオンです。庭の四阿(あずまや)でさまざまなお話しをします。表面は滑らかに見えてはいても、水面下では驚くほどの動きがあるものです。今日は七夕(たなばた)です。残念ながら、本州最北端の夕刻の空は薄雲で覆われ、天の川は隠れています。しかし、大河は、これからの1ヶ月ほどが見頃です。話は飛びますが、本州最北端の港祭りに「ねぶた」があります。世界中の祭りの中で、唯一、宗教と無関係の祭りです。
その「扇ねぶた」に「雲漢(うんかん)」と書く習わしがあります。この「雲漢」が「七夕」のことのようです。またまた話は飛びますが、いつもこの頃になると、白楽天の「長恨歌」を思い出します。『・・・七月七日長生殿 夜半無人私語時・・・』、『・・・天長地久有時盡、此恨綿綿無盡期・・・』のフレーズです。
昔、この「長恨歌」を、「成吉思汗の秘密」で「高木彬光(あきみつ)」が使っていました。白楽天は、牽牛と織女を玄宗皇帝と楊貴妃に見立てたようですが、彼の小説では、義経と静(しずか)に見立てています。60年前に読んだ小説ですが、今でも、蒙古の原をひた走りに走る成吉思汗(じんぎすかん)が浮かんでまいります。
2014/07/07(月)
19:13