
今日も、昨日同様の良い天気です。工作作業は庭でします。テーマは「肩もみ器」の下拵え(したごしらえ)です。ツールは糸鋸(いとのこ)です。昨日の日記で、「手応えのある単調な作業」と表現した工程です。
やや気力が衰えてもいたところです。当初、助手にお願いするつもりでした。しかし、結局、最後まで自分でやり通すことになります。実は、昨日の夕刻、「創作力・気力の衰え」に関する放送がありました。「ためしてガッテン」です。突然の気力の衰えは脳の異常を伝えているのだそうです。ドキッとします。
その中で、「やる気をおこさせる方法」も紹介されています。「ヨシッ」と、自分に言い聞かせることで、やる気と満足する動きが20%も高揚するのだそうです。以前もこの日記でご紹介しましたが、30年ほど前に見た「北の蛍」を思い出します。その中に、典獄(てんごく・刑務所長)の仲代達也が「ヨッシャー」と自分に気合いを入れた場面があります。

舞台は北海道です。雪の中、鉄道工事に出る囚人(しゅうじん)の査閲(さえつ)のシーンだったようです。話は脱線しますが、阿久悠のテーマ曲もまた圧巻でした。この「ヨッシャー」と似たアクションが大相撲にもあります。立ち会い前にする、やや、オーバーな仕草です。
それによって、気力、集中力、やる気等が20%の高揚するのだそうです。恥ずかしさも顧みないで、誰もいない庭でその真似をしてみます。ほんの、他には聞こえない程度のボリュームで「ヨッシャー」と呟(つぶや)いただけです。しかし、そのご利益のせいか、作業は、朝食後から夕食前まで持続します。顕著でした。
結果は、100個ほどの型取りを終えます。切り取った小片は、小さいバケツ一杯になります。その間、折れた糸鋸の刃は20本ほどにもなります。話は飛びますが「帯鋸」は「band saw」で、「糸鋸」は「fret saw」です。この場合の「saw」は「鋸(のこぎり)」の意味です。私たちが知る一般的な「saw」は「see(見る)」の過去形ですが、(+目的語)で「鋸で切る」という意味にもなりそうです。また、「昔からの諺(ことわざ)」の意味もあります。

正確には覚えていませんが、半世紀ほど昔、英語の授業時間、H先生が『これを訳してみなさい。』と、黒板に「I saw the saw saw the saw.」と書きます。居眠りしている生徒に入れた喝(かつ)だったのです。その意味は「私は鋸が鋸を切るのを見た。」だったようです。
話は戻りますが、やる気減退の症状に対するリハビリがあるそうです。達成感を感じることだそうです。その意味でも、今日の100個の完成は極めて有効な処方箋だったことになります。明日もまたやる気満々で作業できそうです。明日は、ボール盤とトリマーを使うことになりそうです。