今日は朝から終日の曇天です。夕刻になって霧雨になります。朝夕のストーブをまだまだ離せないでいます。赤いツバキ(椿)は、そろそろ、花を終えそうです。ヤブツバキ(藪椿)です。奥州最北端の当地が北限といわれています。

午前中は床板の修理です。修理箇所はネダ(根太)です。話は飛びますが、根太には「ネブト」の読み方もあります。これは、「出物腫物(でものはれもの)」の「出物」です。床板に関係する「根太」は「ネダ」です。床板を支えるタルキ(垂木)のことです。長い年月が、そのネダを同一平面上でなくしています。築100年ほどです。衰えは如何ともし難いところです。

具体的作業は、ネダの高さの均一化です。結果的に、敷板をセットしたときガタが生じないようにすることです。この程度のトラブルも解決できないのであれば、何のための毎日の工房活動か、です。ここでの妥協は本末転倒です。沽券(こけん)に関わります。因(ちな)みに、この沽券は、江戸時代に生まれた、土地の売買契約書を表す言葉のようです。


とはいうものの、実際には、さまざまな選択肢との葛藤があります。根本的に、土台から直すか、或いは、ネダの高さ調整で済ませるか、に迷うのです。結局、後者で妥協します。それでも午前中全てを要します。衰えを見せつけられます。

気を取り直し、午後は「ギタースタンド」づくりです。材料をケヤキ(欅)にします。先般、Y製材所からいただいたものを挽(ひ)きます。ツールは、触れるだけでスポンと切れる丸鋸です。これを使うときの安全配慮の度合いはマックス状態に設定する必要があります。寝不足の日や、考え事をしているときには使いたくない工具です。

本来の手順は、ここで「手押しカンナ」を使うところです。これは「コーナーの直角化」の工程です。邪道は認識するところですが、それを省いてプレナー(自動カンナ)に通します。これは、表面の滑化とともに、分揃え(寸法の均一化)もしてくれます。今日の作業はここまでです。明日、あらためて状況を確認し、次に進むことにします。


午後、レキントギターの弦が届きます。即、セットします。しかし、調弦チューナーのLED表示は狂っています。或いは、電池の残量が少なくなっているのかも知れません。


今週末の春の総会、そして6月7日の高校総体のご案内をいただきます。普段の木工とは異なる次元です。世の趨勢(すうせい)を見届けたいところです。

2014/05/21(水) 19:02