気温が上がっています。奥州最北端の春も長(た)けています。久しぶりに河原に降ります。いつの間にか緑が濃くなっています。藤村の『緑なすハコベは萌えず』ではなく、既に「敷く」ことが可能になっています。

その殆(ほとん)どは、所謂(いわゆる)単なる草ですが、その中に「サクラソウ(桜草)」も見えます。「日本桜草」です。「サクラソウ」には「西洋」と「日本」があるようです。その種類もたくさんあるようです。WEBで調べると、この「日本桜草」は「橋弁慶」に近いようです。よく解りませんが、昔からの「原種」のようです。30年ほど前、津軽のT宅から分けてきた想い出のものです。


今日は祭日です。毎日が日曜日であり月曜日である生活をしていますが、やはり、祭日となると、多少の気合いが入ります。一般的に、その日の課題は前日に設定されます。あれやこれやの目白押し(めじろおし)の中から、気になっているものとやりたいものの接点を見出すのです。


今日の課題のひとつは「小分け接着剤の確認」です。将来、木工教室を開催するときの準備のようなものです。先般、文化祭のテーマに「鉛筆スタンド」を考えます。その際に使う接着剤です。ほんの少しの量で十分なことから悩むところでした。ホームセンターでは、100円ほどの価格で小型のものがありますが、それよりも少量で済むのです。

結局、「弁当用醤油入れ」を使うことにします。正式?な名前は「タレビン」というようです。「mama's assist」です。8個、或いは10個で100円程度です。注入の手段は「注射器」です。以前、木工用ツールとして、お医者さんから頂いたものです。吸う力はやや弱いものの、結構、役に立ちます。今日は50個ほどをつくります。ボンドは速乾性です。

「醤油入れ」に入ったボンドは聞いたこともないものです。更に、半年後の、また、やるかやらないかをまだ決めていない課題に血道を上げていることになります。しかし、実際に試してみる必要のあったものです。試さなければ信用できないのは、生まれながらの習性のようです。仕方の無いことです。


この試みは、参加料を如何に設定するかの裏付けのためです。今日の結果では、ひとりあたりの接着剤は20円ほどで済みそうです。材料の「青森ヒバ」は、昨日、Y製材所に依頼しています。やろうと思えば可能な範囲のようです。


話は飛びますが「血道をあげる」というのは、「分別を失うほど熱中する。のぼせる。」という意味のようです。いざ、「狂わん哉(かな)」です。


次の課題は「漆塗り」です。これは、先般の「押し寿司器」への塗装です。これまで数パターンを試していますが、やはり、漆でコーティングするに如(し)くものはなさそうです。これまで、無塗装、そして1回だけの「拭き漆」等で試してきました。その結果、「数度の拭き漆」に落ち着いたのです。先般、専門家のH氏が『秋田の「曲げわっぱ」は、「漆塗り」で成り立つものだ。』と言っていました。

自分で実際に試した後に皆さんにお勧めすることになります。塗装を待っている「白木(しらき)」は20組以上です。明日から「塗師(ぬし)」の世界に入らざるを得ないようです。

2014/05/03(土) 15:00