早朝の路面は少し濡れています。昨晩、降ったようです。日中は、輝く陽光とサヤサヤとした風です。サクラは、花弁(はなびら)と緑の葉との交代劇を演じ始めています。

春がすすんでいます。銀杏(いちょう)の葉が開きかかっています。これは、昨年、食用のギンナンを平鉢に植えたものです。期待はしていなかったものの、12~13本ほど発芽します。昨秋、その葉は散り、今、新しい葉が出始めています。魚も草木も赤ん坊も、皆、同じようなエネルギーを持っているようです。健気(けなげ)です。


昨日に続いて今日も工房内の整理です。まず、「青森ヒバ」の端材(はざい)のまとめです。実は、工房内には常設の薪(まき)ストーブはあるのですが、相手が「青森ヒバ」であれば、燃やすには極めて躊躇(ちゅうちょ)するところです。結局、時間の経過とともに端材は増え、それらを定期的に整理しています。


活用の仕方のひとつに「香り袋」があります。自動車、下駄箱、箪笥(たんす)、手洗い場等に置き、その清涼さを楽しむのです。具体的には、細かくカットし、メッシュの袋に入れるだけです。

さまざまなイベントで、プレゼント用として活躍します。先般、ホームのご年配の皆さんにプレゼントしたところ大好評でした。「ダシ袋」に入れる「鉋屑(かんなくず)」同様、重宝されます。


端材の次は「灰(はい)」です。実は、端材同様、薪(まき)ストーブの灰もまた、時間の経過とともに増えていきます。そのままでは燃えが良くなくなります。それを定期的に取り除く必要があります。取り除いた灰を缶(かん)や袋に入れておきます。1年で持てないほどの重量になります。


この灰には、『竈(かまど)の下の灰まで・・・』の例えがあるほど「取るに足りないもの」という考え方があるようです。しかし、実際には売られているものです。セコい話ですが、昔、火鉢用の灰を求めたときは驚くほどの値段だったようです。それは兎も角、今は、「ジャガイモ植え」の際に、切り口に付けるために必要です。

そろそろ、当地もその時期です。しかし、そのためには一手間(ひとてま)をかけます。ストーブの灰にはさまざまなものが含まれています。

その内容は、釘(くぎ)や針金、燃え残った炭、小石等です。それらの除去です。方法は、笊(ざる)で漉(こ)すだけです。勿論(もちろん)、これにも若干の技は伴います。多少粗(あら)い目の笊で漉しても、綺麗な結果になります。

2014/05/02(金) 17:55