驚くほどの暖かさです。昼前、外出したときの気温は20℃ほどもあります。ここ数日の気温で、庭は激変しています。イカリソウ(錨草)が、突然、花をつけています。十文字の花弁(はなびら)です。我が家では薬湯に入る要素です。


今日の作業テーマは「フラワースタンド第3バージョン」です。殆ど完成に近づいています。この完成直前に見せる変化がドラマチックです。スタート段階では、海のものとも山のものとも解からない、変哲の無い、2次元の板です。それが、3次元に変化する、劇的瞬間です。

話は飛びますが、昔、「猿の惑星」で、猿に捕縛されたチャールトンヘストンが「紙飛行機」を飛ばす場面があります。2次元の紙が3次元に変わり、それが滑空する場面です。それを見た猿の科学者が驚く場面を思い出します


朝一番は、天板の載る面の平面化です。具体的には、4本の脚と4枚の幕板を同一平面上に置くことです。これには丸鋸盤を使います。やや、荒技の傾向のあるものです。このポイントは、全体を、如何に定規(じょうぎ)に沿わせて移動させるか、です。高速で回転する鋭利な刃です。集中力の衰えた状態ではやりたくない作業です。しかし、昨晩からのイメージトレーニングが功を奏します。カットはほぼ一瞬です。

次は愈々(いよいよ)天板の取付けです。前回同様、今回もビス留めです。1脚につき14ヶ所です。5脚で70ヶ所です。前回より少ない箇所数です。それに、今回は、下穴を開けないで、即、揉みます。そのためか、その作業時間は意外に短く感じます。そして、ビスの頭をダボで隠します。


イントロダクションでは、やや時間を要したようですが、後半はバタバタと捗(はかど)っていきます。このことは、複雑な思いを誘発します。これまでイメージしてきた目標を失う、虚無感のようなものです。しかし、逆に、この課題の後の、新しい出会いを想像する瞬間でもあります。このことには、春の芽だしのような希望が秘められています。またまた面白くなりそうです。


外出した折、帰路に山道を選びます。雪の様子を知るためです。やはり、ここ数日に及ぶ暖かさです。車道には皆無です。しかし、北に面した道路脇にはまだ残っています。「蕗の薹(ふきのとう)」はさまざまです。1尺ほどにも伸びたものもあれば、雪の近くを覗うと、まだ咲いていないものもあります。山は、春と初夏とが同居しています。

2014/04/25(金) 19:51