
青空ですが、風が強いです。元気のよいウサギ(兎)が沢山います。日本海海戦で秋山参謀が「・・・本日天気晴朗ナレドモ波高シ」と打電した日もこのようであったのかも知れません。昨日の日記で触れた高木彬光が「名文中の名文」と評した電文です。
当地区の「カタクリ(片栗)祭り」が始まっています。会場は、前沖(まよき)800mほどに浮かぶ「湯の島」です。船で渡ることから波の穏やかな日に限定されています。ここ数日波が強いことから、船は出ていないようです。我が狭庭のカタクリは、花にはまだまだのようです。

今日も朝から作業です。昨日から始まった、格子(こうし)の解体作業です。昨日、2張りを終えています。今日は、残り3張りです。格子は相決(あいじゃくり)で組まれたものです。しかし、丁寧に釘止め(くぎどめ)されています。1張りに使われている釘(くぎ)は60本ほどです。5張りでは300本ほどです。
それを1本1本、バリ(バール)と金槌(かなづち)で抜きとるには、やや、根性を要します。腰も自己主張します。しかし、昨日から助手も参加してくれています。永遠に続くかと思われた釘抜き作業は、意外にも午前中で終えます。
次は、格子を構成している板のカットです。相決(あいじゃくり)部分でカットします。1片が400mmほどの長さになります。全部で50枚分のカットです。200片ほどになります。しかし、カット中、憂いと出会います。実は、大鋸屑(おがくず)の香りが「青森ヒバ」と違っているのです。表現は難しいのですが、「ツン」とした香りです。

どうやら「米ヒバ」のようです。これは、アメリカ北部からカナダにかけてが産地のようです。腐りにくく、シロアリに強い材です。ヒバの類ではなく、ヒノキの類です。
しかし、香りが「青森ヒバ」によく似ていることから「米ヒバ」と呼ばれるようになったようです。本来の名前はイエローシーダー(Yellow cedar)です。他に、アラスカヒノキ、アラスカシーダー(Alaska cedar)の名前があります。
とはいうものの、何にでも用いることのできる優秀な材です。ここまで至った以上は、プレナー(自動カンナ)をかけるまで続行するつもりでいます。やがて、これで何かをつくることになります。何をつくるかを考えることも楽しみのひとつです。春です。鉢置き台も面白そうです。