
午後、外出したときの気温は15℃です。そして青空です。今日も5月のようです。庭の残雪は、ガクン、ガクンと、日毎に少なくなっています。その速さは極めて顕著で驚くばかりです。つい先日まで2m近くもあった屋根の下は、今はほんの少しだけです。明日には跡形もなくなるようです。
雪が消えると同時に、あれやこれやが活動し始めます。一輪草が咲きかかっています。中には、待ちきれずに、雪の下で芽を出しているものもあります。昨日30cmほどもあった処は完全に消えています。その跡に「福寿草」が顔を出しています。昨日から今日にかけて5cmも伸びたようです。
この陽気に誘われて、今日も庭仕事です。朝食後、即、です。しかし、筋肉痛に加えて腰痛も訴えている有様です。作業に入るためには、「ヨシッ」、「サーッ」等の気合いが必要です。気合いを入れると、多少の無理は無理でなくなるのが不思議です。50年ほど前の稽古の名残(なごり)なのかも知れません。しかし、今は、他人(ひと)に気づかれないように、心の中だけで入れる気合いです。

話は飛びますが、この気合は、映画の中で仲代達也も使っていました。よく覚えていませんが、30年以上も前だったようです。『♪ホーオオオ ホーオ 蛍飛んで来い・・・』の「北の蛍」です。昔は解らなかった世界でしたが、今は何となく理解できそうです。
さて、今日の作業プログラムは、既に、昨晩の夢うつつの中で立てられています。まず、資材置き場の整理です。これは、「雪囲い」用の材木置き場です。10年以上も、積まれたままになっているものもあります。
作業内容は、湿気で腐りの入ったものとまだ使えるものの編集です。腐ったものは、乾かした後、30cmほどにカットする予定です。やがて薪(まき)になります。ほんのこれだけの作業で2時間以上を要します。
次は愈々(いよいよ)「雪囲い」の取り外しです。12ヶ所ほどです。フレームにはまだ手を付ける段階ではなく、今日は、覆(おお)いの萱(かや)だけにします。濃い緑のイチイ、サツキが殆(ほとん)どです。色彩的に、庭がパッと変身する瞬間です。そして、数か月ぶりに緑の葉が直射日光を浴びる瞬間です。

明日は雨天のようです。しかし、事情が許せば、「雪囲い」の復元作業の再開です。フレームの取り外しと収納です。殆どは長い丸木です。完全なウェイトトレーニングです。可能な限り、関節ではなく筋肉を使うつもりでいます。
「雪囲い」の復元が終われば庭全体の掃除です。冬期間退避していた鉢も出してやります。春はイチイの剪定(せんてい)があります。天文学的に枝を茂らせているものもあります。そろそろ、それらを詰める時季です。袖垣も修復を待っています。草取りは毎日です。エンドレスなのが庭仕事です。やり甲斐のあること頻(しき)りです