
時折の雨です。雨は、昨年以来のようです。高知で、ソメイヨシノの開花宣言がありました。関東・四国では「春一番」が吹いたそうです。流石(さすが)に彼岸の入りです。奥州最北端と雖(いえど)も、もはや雪は無さそうです。しかし、今晩は雨か雪の予報です。何れにしても、力強い春の足音が聞こえています。
今まで聞いたことの無い言葉と出会っています。三酸化硫黄、インフレーション理論、エーカーズ、トランスポンダー等です。朝食や昼食時のテレビで情報過多になっているようです。飽和状態に詰め込まれた情報は、トコロテンのように、どこからか零(こぼ)れ漏れています。聞いた瞬間は理解しているのですが、1日も経てば、既に思い出すことができなくなっているのです。
今日も工房作業を楽しみます。まず、掃除からです。ランクは「中」です。内容は、あれこれの整理整頓と掃き掃除です。簡単な作業ですが、動きは、腰に負担を強いるものです。お茶をいただきながら、そして、庭の、融雪の進捗の様子を眺めながらの掃除です。

次は、幅3寸5分(約105mm)の板を2寸4分(約72mm)に割る作業です。昨日から始めた「押ずし器」づくりのイントロダクションです。一方は四方の枠板になり、他方は把手(とって)と脚の材料になるものです。丸鋸を使います。定規(じょうぎ)にアジャスタブルフェンスを使います。その際、刃と定規は等間隔にする必要があります。設定しさえすれば、作業自体は短時間で済みます。
次に鉋(かんな)がけです。プレナー(自動かんな)を使います。この目的は、表面の平滑化とともに、関係する一連の部材の分合(ぶあ)わせ(寸法の画一化)のためです。製材した材であっても、その寸法に微かな違いがあるものです。精度の問われる加工のときには必要な工程のようです。
そして、個々の部材づくりです。とはいっても、部材は、2種類です。長方形に組んだ長い辺と短い辺です。自信は無いのですが、長い辺を「長手(ながて)」、短い側を「妻手(つまで)」というようです。その2種類にカットするだけです。ツールはスライド丸鋸(まるのこ)です。注意点は、それぞれを同数にすることです。結局、13個分の部材になります。

側面4面は「霰組み(あられぐみ)」の予定です。昔から受け継がれてきた組み方です。今はコンピューターの時代です。おそらく、一瞬のうちの一括処理が可能なようです。
今回は、利器のルーターは使うものの、作業内容は、1ヶ所ずつをコツコツと削ることになります。仮に、結果に巧拙があったとしても、逆に、それが手をかけた証明にもなりそうです。とはいうものの、13個中の、少なくとも過半数は満足度の高い出来にしたいところです。
ルーターの設定は済ませています。実際の作業は明日からです。単調な作業です。それだけに、寝不足ですべきではない作業です。