春を間近に感じる穏やかな冬の日です。流石に今日は、注意報は出ていません。少し不安です。注意すべきものは無い、といわれる日に限って、何かがありそうです。ここしばらくの天候は、予報と全く逆です。こうも続くと、本当に、「狼と少年」にならざるを得ないようです。

昨日から、顕著な腰痛です。ここ最近、鳴りを潜めていたので油断していたところした。原因は、一昨夕の送別会にあるようです。挨拶が長かったのです。深呼吸するとズキンときます。

丁度、「ダークナイト ライジング( The Dark Knight Rises)」のバットマンの心境です。映画の中盤で、バットマンの椎骨を手当てする場面があります。単純に、乱暴に、ゴリッとです。

この原作はノーラン(Christopher Nolan)のようです。彼は、或いは、腰を痛めていたことが考えられます。そうでなければ、わざわざストーリーに取り入れることが考え難いのです。


このところ、工房では「枡(ます)」づくりをしています。今日からは、その仕上げ作業です。まず、20個ほどを2パターンに分類します。一方は「無塗装」で、他方が「拭き漆」仕上げです。「無塗装」のグループは、細工が、比較的、納得できるものです。即、「フードセーバー」でカバリングします。手脂等の汚れを付着させないためです。

他方、手直しを要する不満足なものには「拭き漆」です。今のところ、6回ほどの繰り返しを考えています。大抵、一度拭いた漆は一昼夜で乾きます。結局、最低1週間を要する作業です。今日がその1日目で1回目の塗りです。今回の漆塗りには100円ショップで見つけた「ゴム箆(へら)」を試します。結構、使えます。

話は飛びますが、「青森ひば」は強い抗菌力を持ちます。「漆」も同様です。「青森ひば」に「漆」を塗った器に「ノロウィルス」を入れておくと一晩で死滅するそうです。しかし、その抗菌力だけではなく、美しさモ欲しいところです。漆特融の(つや)を出すまでには、一般的に、6~7回の塗り重ねが必要です。


また、「拭き漆」は、素地を見せるためでもあります。漆を厚く塗る「津軽塗り」等は素地が見えなくなります。コンパネやスプルスが素地であっても、漆塗りには違いは無いのです。しかし、今回は、世界の秀木「青森ひば」です。隠すには勿体ないのです。

今回は丁寧な塗りにするつもりです。塗った後、「漆風呂(うるしぶろ)」で休んでいただきます。明日までです。そして、明日、2回目の塗りの予定です。

久しぶりの漆塗りでした。やんちゃになります。手が真っ黒です。勿論、手袋は履いているのですが、どういう訳か漆が手に付着するのです。 テレピン油で落としても、炭がついたような黒さです。

2014/02/24(月) 15:24