時折の青空、そして、時折の雪です。今のところは、積もるだけのエネルギーは無さそうです。現在の雪の量は、去年の1/3ほどです。稀有の少雪の年です。


「枡(ます)」をつくっているところです。紀元前3世紀頃、秦の始皇帝がつくったのは青銅の枡のようです。それに対して、今つくっているのは、日本の織田信長がつくったといわれる、尺貫法に基づいた木製です。

稲作文化の日本です。本来は、穀類の計量が目的であったのかも知れません。今回は、御酒の器として考えています。そのため、使う糊にも気を遣うところでした。結局は、食器に使うことが許されている、米国の「タイトボンド」になります。初めて使うものです。耐水性に富み、強い接着力です。

ホゾ加工の大方は昨日で終えます。今日は組立てです。簡単な作業ですが、若干の留意点があります。実は、加工した材には上下があります。ホゾとホゾ孔が12mmとなっているのが上部です。糊づけの前に、簡単に仮組をしてその確認をします。そして、隣り合う両者に、1、1、2、2、・・・と印をつけておきます。

しかし、それでも間違いがおきます。そして狼狽え(うろたえ)ます。しかし、何回も繰り返すことで、慢性化してきます。そして、いつの間にか、素直に現実を受け入れている自身に気づきます。




フィットさせるために、前回同様、万力(まんりき)を使います。そして、食み出た糊を丁寧に拭き取ります。ツールは、濡れた布と鑿(のみ)です。鑿は、先端が直角になっているので重宝します。18個ほどの組立てに午前中を要します。

メインは2合半枡です。しかし、加工に失敗した材や余り木を使って、1合枡も2個つくります。この1合枡のサイズにも昔から伝えられているものがありそうです。一般的には、6.4×6.4×4.4あたりが良さそうです。

取り敢えず、容積が180cc(180立法センチメートル)になるように努力してみます。しかし、諸般の都合上、7×7×3.7になります。とはいうものの、むしろ、手を入れるには、深く狭いよりも、浅く広いほうが適しているようでもあります。ま、今の段階では、深く考えないことにします。

午後、Y製材所にお邪魔します。依頼していた底板を準備してくれていました。明日、鉋(かんな)をかけるつもりです。その前に、組み立てた枡の側板の木地調整があります。ホゾの出っ張りの目地の調整や、付着した糊の削除等です。



2014/02/20(木) 17:03