
昨晩の積雪は皆無です。早朝の路面はカラカラと乾いています。一部は氷ですが、殆どはアスファルトが露出しています。
工房ではさまざまな試みに挑戦です。作業は遅々としていますが、いつも新しい出会いがあります。いつも感激しています。
このところは枡(ます)づくりの練習です。先般、5合枡をつくります。デリケートな「霰(あられ)組み」のメカニズムを確認できたことに感激します。そして、昨日、2合5勺を組み立てます。
しかし、この組み立てに使った接着剤に課題を感じています。実は、糊(のり)は一般的な木工用接着剤です。それを漆でカバーリングするプログラムですが、何となく釈然としないものがあります。以前からの課題ですが、食品衛生面の正義が欲しいのです。
悩んでいたところ、昨晩、W工房から電話があります。『アメリカのFDA(米国食品医薬品局)の認可を受けたものがあります。』という情報をいただきます。高性能ポリマー系、接着強度4000psiの「TitebondⅢアルティメット」です。

よく解りませんが、最近の我が工房は、とみにアメリカづいているようです。実は、先般、3Dのオイルフィニッシュに使った「カッティングボードオイル」も、FDAの認可を受けたアメリカ製です。そして、昨日組み立てたポニークランプも、です。
考えられるいくつかの理由があります。米国食品医薬品局(FDA)と日本食品衛生協会の体質の違いもありそうです。一方には積極性、他方には消極性がありそうです。扱う業者は、売るための正義が欲しく、逆に、薬品同様、認可を出す役所には責任が伴います。その力関係がありそうです。
そして、アメリカ航空宇宙局(NASA)の存在がありそうです。『地球は青かった。』の頃から、これまで存在していなかったものが生まれているようです。そのさまざまな研究開発の成果が、一般社会生活に還元されているようなのです。
兎も角、今朝、その「Titebond(タイトボンド)」を発注します。価格的には安価なものです。アメリカ食品医薬品局(FDA)のお墨付きです。これで、今までモヤモヤしていたことに一応の正義が得られそうです。

簡単な作業を今日もします。まず、昨日の2合半枡の塗りの続きです。今日は2回目の「拭漆(ふきうるし)」です。拭き取りがやや甘かった所為で、大分黒っぽくなっています。いつものように、面と面が出会うコーナーの拭き取りが厄介です。
そして、新しく、寸法の手直しです。実は、現在の材の厚さは20mmです。実は、本来は15mmを予定していたのですが、20mmの雰囲気も確認したかったのです。
その結果、作った当初は武骨に映ります。しかし、1~2日傍(そば)に置くことで馴染んできます。逆に、その一般的でない様相が魅力的に思えてきます。不思議な世界です。
結局、ほんの2mm程度をスリムにします。プレナー(自動カンナ)を使います。関連して、ストレートビットの高さも調整します。高さを高くすればホゾの出っ張りが多くなります。今回は、逆に、低くしてやります。そして、容積が450ccになるための部材の寸法を確認します。実際の加工は明日からになりそうです。