午後は晴れる、の予報でしたが、然程期待したレベルではなく、概して曇天の一日です。車道の雪は殆ど無くなっています。日中の気温はプラスですが、やはり、寒く感じます。


このところ、枡(ます)づくりを通して、「霰(あられ)組み」の練習をしています。当初は、ホゾとホゾ穴のコンビネーションの確認だけのつもりでした。しかし、実際には、霰(あられ)もそうですが、使う接着剤の選択についても迷うことがテーマになっています。

手っ取り早いのは、一般的な木工ボンドです。信じられないほど強力です。しかし、用途によっては不適当なこともあります。水に溶けることが難点です。熱燗(あつかん)を注ぐには特に困ります。

今の世紀で最も進化を遂げたものが接着剤です。しかし、耐水性、耐熱性に富んで、しかも人に優しいものは、紀元前から使われてきた漆といわれています。


宇宙船を冥王星まで飛ばすに至っている文明であっても、未だに漆以上の塗料や接着剤は開発されていない、ということになるようです。そのため、昨日、「霰組み」の接着に「糊漆(のりうるし)」を使います。正確には「姫糊」というようです。

今朝はまだ十分に乾燥していませんが、先に進みます。朝、Y製材所で、底板用の材を探します。その貼り付け方法は、結局、木工ボンドになります。実は、「姫糊」の強度がまだ曖昧だったのです。その確認のためのサンプルはつくっているのですが、乾くに2~3日は要しそうなのです。いつものことですが、堪(こら)え性の無いことです。

しかし、20mmの幅すべてではなく細い幅に塗布し、仕上げの塗装を漆にするプログラムです。漆が水やアルコールを遮断することを期待してのものです。因みに、「姫糊」の強度は、一旦接着したものを引き離すことで確認すことになります。

簡単な試みに過ぎないものの、その折々に決断が伴い、そして、その度ごとに紆余曲折する有様です。生命力に溢れる課題です。


このたび、「クランプ」を入手します。金具だけです。今回は様子をみるためです。4組だけにします。実は、クランプ自体は大小合わせて30個ほどはあるのですが、数にも性能にも、そして強度にも物足りなさがあったのです。

「Pony」です。カタログでは、10年ほども前から見つめています。しかし、実際に目にするのは初めてです。アメリカンスタイルの定番です。軸に3/4インチのガスパイプを使います。

2~3日前、友人にそのことを話したところ、早速、昨日、そのパイプが届きます。「ねじ加工」したものです。1mものが4本です。話は飛びますが、パイプの単位は、昔は5m半だったようですが、今は4mになっています。それを4分割したものです。

早速、金具を取り付けてみます。単純なつくりで頑丈です。やはり、ベストセラーだけのことはあります。今日の、枡の底板貼りでも8個のクランプを使っています。いくらあっても足りないのがクランプです。様子をみて、追加することも考えています。

2014/02/12(水) 15:28