昨日、H市にお邪魔します。往路では4℃、復路は3℃です。高速道路の一部は微(かす)かに濡れていますが、殆どは乾いています。凍結していないのに『凍結注意』の表示です。

おそらく、凍っていようがいまいが、秋から初夏までの常設の看板のようです。注意を促す側は、気温の程度はどうであっても良いのです。仮に30℃もある真夏であっても、理屈としては間違った表示ではなさそうです。

他方、その表示を見る側は疑心暗鬼に陥ります。実際に凍結していないとき、また、凍結する筈のない気象条件での「凍結注意」の表示は、信用できない情報として映ります。

不幸なのは、本当に「凍結」の場合です。「また嘘の表示か。」と受け止めている中の事故ガ考えられます。法的にはよく解りませんが、高速道路の管理者側とすれば、1年中、「凍結注意」の看板を出すことで責任は免れる、の立ち位置のようです。


丁度イソップ物語の「狼と羊飼い・(少年)」のようです。社会正義的には詐欺行為のようです。日本最北端のJR同様、これが奥州最北端のレベルなのかも知れません。政治の恩恵の尺度のようにも思えます。


今日の工房作業は「霰(あられ)組み」の組立です。エンジュと青森ヒバの2バージョンです。時間を要したものの、愈々(いよいよ)、糊付けまで漕ぎ付いたことになります。内容は簡単です。ホゾを溝に嵌(は)め込むだけです。

しかし、いくつかの工夫を要します。ポイントは1作目で学習済です。この嵌め込みは普通の腕力では無理です。螺子(ねじ)式のクランプや、本格的なバイス(万力)に力を借ります。

何とかなりますが、ここでもトラブルの発生です。青森ヒバは予定通りですが、エンジュが問題です。不十分な乾燥のため、撓(たわ)んでいるのです。そのツケが、合わせ目の隙間に現れているのです。ま、或いは、妥協の範囲であるのかも知れませんが・・・。


今回の試みはオリジナルバージョンのつもりです。形は「升(ます)」のようですが、底は、青森ヒババージョンは円形の孔を穿(うが)ち、エンジュは格子(こうし)です。よく解りませんが、これが依頼主の希望のようです。

ま、須(すべか)らくは、使う側の裁量に従うものです。話は飛びますが、「朝顔(あさがお)」と言われている男子小便器があります。瀬戸物です。欧州のご婦人がこれを求めたそうです。生け花の花器として、です。所謂(いわゆる)「見立て」です。良き哉、です。

先日、2作目の2点は90点を戴ける筈と豪語したものの、流石(さすが)に90点には至らなかったようです。易経か何かに『昇竜に悔いあり。』の諺(ことわざ)があったようです。この程度で良しとすべきなのかも知れません。

2014/01/26(日) 15:13