早朝の除雪です。本格的な除雪は久しぶりです。午前中、あちらこちらに出かけます。その時の気温計ではマイナス4℃です。

工房から見る庭の雪は、つい1~2日前までは皆無でした。一変して、今は、庭全体ガ雪の中にすっぽりと埋まっています。愈々(いよいよ)冬らしい冬の到来です。


短時間ですが、今日も工房に入ります。まず、このところ手がけている3Dづくりの確認です。果たして正確な寸法と角度で加工できるかどうかです。一般的には、寸法や角度は計測器に頼ります。

しかし、現在当面しているレベルでは少し無理のようです。実際には、組み立ててみて、その矛盾の有無を確認します。目盛は所詮、ある程度の目安でしかないようなのです。今回のような場合には、1mmの1/10程度、また、1°の数分の1の誤差であっても、即、組み立てた結果に反映します。

今日の確認は、その誤差を如何に小さいものにし得るか、です。結局、数度の試行錯誤に頼ることになります。やってみて、不満足であれば機器の設定を手で修正する方法です。

いままでの経験で得た、最も確かな方法です。今日は、数個をカットして期待する設定に辿(たど)りつきます。


早速、3種類のパーツ12~3組を並べてみます。これにも一貫性を持たせます。まず、カラマツ、ナラ、ケヤキの順で右回りに並べます。そして、木目の方向にも統一性を持たせてやります。

このシリーズの冒頭は一括返還の方法でした。beforeからafterまでほぼ一瞬だったようです。ドラマチックでした。それに対して、今回は1個ずつの組み立てです。やや泥臭さ(どろくささ)が感じられます。

実は、当初は、この方法を試さないつもりでした。しかし、今は、この方法が、寧ろ(むしろ)楽しそうに思えてもきています。ドラマチック性には乏しいものの、ここまで来た以上は、1個ずつをコツコツと組み立てることになりそうです。


昼前、W工房にお邪魔します。「霰組み(あられぐみ)」の確認のためです。正確には「霰組み接ぎ」というようです。「霰(あられ)」の所以(ゆえん)は、嵌め込んだ木口(こぐち)が四角い「霰」の形に似ていることのようです。


他方、江戸指物の「石畳組接ぎ」も同じような接(は)ぎ方のようです。この名前は、「霰組み」の四角い木口に対して、長い石に似ているからのようです。何れも見事な命名です。これ等は、升(ます)や箱等のコーナーの接ぎに使われています。

昔の人は、この加工を鑿(のみ)や金槌等だけでしています。相当に熟練したものだけが可能な加工です。気の遠くなる次元です。しかし今はトリマーやルーターがあります。

今日は、その技の勉強です。技、というよりも冶具(じぐ・jig)の確認です。是非、マスターしたいところです。

2014/01/11(土) 18:40