
やはり寒い日です。予報通りです。雪の状態は、朝は、ほんの若干です。当地区は、日本海側の西日本と、太平洋側の東日本の中間点辺(あた)りです。市内中心部よりも20kmほども太平洋側です。
そのことから、同じ市内であっても、市内を対象とした予報は当地に該当しないことが多いのでしょう。昨日今日も大雪注意報は出ていますが、実際には、「吹き溜まり」で、ほんの10cmほどです。それでも、昼食後にタイヤショベルを駆ります。雪吹で視界は、いつもの30%ほどです。
ここ数日、板材や皮つき材から期待する寸法の材への加工をしています。結構、手ごわいです。特に、コーナーの「矩(かね)だし」はデリケートで時間を要す作業です。実は、「手押し鉋(かんな)」を使っての「矩だし」は最近になってのものです。
それまでは、ある程度の平面化をプレナーで行い、それを基準面にして丸鋸(まるのこ)にあてる方法です。極めて精密な加工の課せられていないものであれば、これで済ませていたのです。今回は、その精密さが要求されていたのです。

今日はいよいよ鉋(かんな)がけです。「矩だし」の際に加工した2面を基準面(下)にしてプレナー(自動かんな)に通します。この工程は、加工材の表面を整えるとともに、それぞれの寸法を画一化させてくれます。
しかし、「矩だし」の際の「手押し鉋(かんな)」で、当初、1寸角であったものが微妙に変化しています。刃の高さをマックスから少しずつ変化させて全体の統一化を図ります。この刃の高さ調整は8回ほどもしたようです。3時間以上も要します。
しかも、その結果は、ほんの数本ですが、正確な直角になっていないものもあります。それらは、今回は使えないことになります。次回の機会まで待機していただくことになります。
早速、スライド丸鋸(まるのこ)で60°と120°の「菱形(ひしがた)」をつくってみます。4辺の等しい平行四辺形です。今日は様子を見るだけです。カラマツ、ミズナラ、ケヤキそれぞれ1個ずつだけにします。

この「菱形」3個で、ハニカム(honeycomb・蜂の巣)にしてみます。まあまあ、のようです。3種の色彩の違いも3Dを表現しているようです。しかし、将来、単位となる「菱形」には、辺の長さも角度も、精度の高い設定を心がけることになります。
つくった正六角形の周囲にゴム輪を回してみます。これは、将来の「糊付け」に関わる、大事な確認です。実は、先般、等脚台形3個を合わせて正三角形をつくった際に、期待した役割を果たせなかったのです。
この次元は、単に輪ゴムを回すだけで済むものです。しかし、老いた想像力だけに委ねるのは完全に無理です。今回は、中心に向かって纏(まと)まろうとしています。何とかなりそうです。これで、一応の下拵え(したごしらえ)ができたことになります。
凡(おおよ)そですが、仕上がるパーツ数は700~800個のようです。少しクラクラする量です。組み立ては、(必要以上に)急ぐことなく、徒然(つれづれ)なるままに、そして楽しみながらする以外には無さそうです。勿論、春の訪れを只管(ひたすら)待ちながら、です。
数日前、作品づくりの打診をいただきます。創作意欲をくすぐられています。材料はケヤキ(欅)が良さそうです。明日、工房の隅を探(さぐ)ってみるつもりです。