
今日の最高気温は0℃です。真冬日の定義は、最高気温が0℃未満の日のようです。今日は真冬日ではなさそうです。とはいうものの、0℃は氷点です。氷点は水が氷になるとともに、氷が融ける温度でもあります。難しい定義です。
一昨日から「額」をつくっています。大きい額をつくった際の「余り木」を使っています。昨日、カンザシ(ビスケット)を挿し込んで組み立てています。今日の作業は、その、食(は)み出たカンザシの削除からです。
スライド丸鋸(まるのこ)を使います。やがて、塗り直しをすることになります。刃は、フレーム本体にも触れますが、食み出たギリギリを切り落とします。作業時間はほぼ一瞬です。

時間を要するのは次からの作業です。まず、段差修正の目地調整と木地全体の調整です。本来、段差の出ない筈のものです。
しかし、実際にはさまざまな事情を孕んでいるものです。ダストカバーの触れる枠(わく)は、同一平面にしたいところです。トラブルをコツコツと解決してやります。
木地全体の調整は、醜(みにく)い部分の削り取りです。目地修正同様、鑿(のみ)とサンダーを使います。サンダーは、80番、240番、380番と、段階を踏みます。しかし、80番でできた瑕(きず)が残っていることを後になって気づきます。無視することにします。
数か所、カンザシを挿しこんだ部分に隙間があります。注意して挿し込んではいるのですが、力が弱いからなのでしょう。その窪み(くぼみ)に、漆用の埋材を注入します。しかし、完全な平面化には数回の繰り返しを要します。今回は1回で妥協します。
次に愈々(いよいよ)塗りです。数か月前、5回ほどの「拭漆(ふきうるし)」を重ねていますが、その多くは削り取られています。しかし、名残(なごり)は十分にあります。あらためての1回の「拭漆」で、期待する艶(つや)の出る部分もあります。

他方、得体の定かでない「カッティングボード」にも手をかけます。これは「木固めエース」で仕上げているものです。数回繰り返したものの、期待する結果が得られないでいるところです。
結局、240番と380番のサンダーをかけることにします。不自然な凹凸とピカピカした輝きが削除され、今までの表情がガラリと変化します。今後の手当てについては、しばらく眺めた後に決めることになります。