
今日も青空です。遮(さえぎ)る雲が無いので、陽光が燦々(さんさん)と降り注いでいます。奥州最北端としては、穏やかな正月です。
工房で当面しているのは「塗装」です。相手は、3Dの試作品です。今回の基本形は、3つの台形を合わせた正三角形です。その台形は、立体を演じるために異なる色にしたいところです。
工房の隅を物色した結果、カラマツ、青森ヒバ、ケヤキになります。そして、脚のエンジュです。昨日、下拵え(したごしらえ)として「蜜蝋(みつろう)ワックス」を浸透させています。これは、ミツバチの巣の蝋(ろう)と荏油(えあぶら)等の自然油を混ぜたもののようです。
今日は、その上に「木固めエース」の塗りを試みます。しかし、塗料を合わせて使う場合には、それぞれの相性の確認があります。

今日の、この、コンビネーション(combination)は、やってみなければ解らない領域です。或いは、理に反するのかも知れません。
しかし、当然、「試さざるべけんや」です。結果が満足するものであれば、採用の候補に上ります。不満足であれば、勿論、駄目であることを記憶しておくだけです。
「木固めエース」は、10年ほど前から使っています。しかし、実際の使い方はまだ曖昧(あいまい)の域です。これまでは、解説通りに、『薄め液を効果的に使い、数回塗る』を励行しています。結果は、透明のウレタンでコーティングされた状態になります。
しかし、一般的な塗装の基本は、如何に少量の塗料を用いるか、にあると聞いています。実際、木工仲間の皆さんには1回だけにしている方が多いです。そして、塗った後にサンダーをかけています。何れが正しい方法かは難しいところです。

「木固めエース」の他に「漆(うるし)」も試すことにします。塗った後に拭き取る、所謂(いわゆる)「拭漆(ふきうるし)」です。今日が1回目です。
塗った後は、予想外に醜いです。木地にサンダーをかけすぎた所為(せい)のようです。このまま続けるかどうかに迷います。やや気弱になっているのかも知れません。
「木固めエース」も「漆」も、塗る作業時間はほぼ一瞬です。他方、乾くまでには結構な時間を要します。この待機の時間も塗装にかかわる時間です。長期戦になります。まだ「松の内」です。問題は無さそうです。