昨晩は殆(ほとん)ど降りませんでした。しかし、日中のチラチラとした雪で、夕刻には結構積もっています。今日は、昨日よりも1℃ほど高かったそうです。僅(わず)か1℃であっても、昨日よりも暖かく感じます。


今日も、薪(まき)ストーブで暖をとりながら工房活動を楽しみます。まず、昨日失敗した「3次元」の磨きです。作品の結果は、即ち、作り手のコントロールのあり方の結果です。

仕上がった作品は、自身の能力と向かい合う存在です。1作目は大切に保存することになります。

そして、即、第2作目に挑戦です。創心(きずごころ)を抱きながらのリベンジです。今回の材量は、エンジュ、ケヤキ、ナラの3種類です。いずれも優秀な材です。話は飛びますが、奥州最北端では、「エンジュカホウ」の言葉があるそうです。


「エンジュ(槐・延寿)、カ(くわ・桑)、ホオ(朴)」です。これは、家を建てるときに憧れとする材です。今日の夕刻、製材所のY社長からお聞きしたものです。

因みに、当地では、「クワ(桑)の木」を「カンノキ」と表現しています。おそらく、音便(おんびん)のようです。

卵サンドに例えれば、パンがナラで、卵がエンジュとケヤキです。いずれも端材(はざい)です。それぞれを期待する分(寸法・サイズ)に揃(そろ)えることにエネルギーを使います。今日は、エンジュとケヤキをナラで挟(はさ)むだけで終えます。


次の作業は、気になっている6角形づくりです。これまでいくつかのパターンを試しています。その多くは、正3角形を6枚合体させています。今日は、平行四辺形を3枚合わせることにします。これには、ケヤキ・カンノキ、ナラを使います。


残念ながら、すべての木口(こぐち)を隠すことのできないプログラムです。3角形を組み立てるには6枚のビスケットを要します。他方、平行四辺形では3枚で済みます。物理的には3枚が良いのかも知れません。

しかし、細工は単純になります。そして木口の露出もあります。何れを採用するかの判断には難しいものがあります。取り敢えず、ビスケットを使って5個ほどを組み立てます。あとは、まず、糊の乾きを待つことだけです。しかし、待て切れずに、つい、ストーブの傍(すば)に置いてしまいます。

その所為(せい)か、微(かす)かな隙間が生じます。組んだ直後には見られなかった現象です。今回も焦ったむきがあります。この後、目地合わせやサンダーがけ、面取り、塗装等、いくつかの工程を経て完成です。

2013/12/24(火) 18:39