
曇ってはいますが、透明感のある空気です。風がやや強く、寒い一日です。昨日、大雪注意報が出ていましたが、ほんの一瞬、チラつく程度です。
首都圏では、視界予報を出す準備をしているそうです。それも、向こう30時間ほどと聞いています。当日の天候も心もとない奥州最北端の事情との隔たりを見せつけられています。
今日は陛下の誕生を寿ぐ日ですが、不謹慎ながら、今日も工房に出入りします。実は、昨日、途中まで考えた課題が気になっていたのです。3次元の演出です。WEBに紹介されているものを、工房で試すことにします。
今日は、本格的なものではなく、あくまでも、どうすればどうなる、の確認です。材料は端材(はざい)ですが、黒っぽい色のためにエンジュも使います。成功の暁にはさまざまな色を組み合わせることになります。

厚さを1:2とした3種類の木でサンドイッチをつくります。厚いエンジュが中央部のハムや卵になります。その直方体から、鋭角60°の平行四辺形をつくります。ツールを、丸鋸(まねのこ)の昇降盤にします。普段はゴツ過ぎて敬遠しているのですが、いざ、の時には信頼のおける助っ人です。
その平行四辺形の鋭角部分を直角にし、再び直方体に直します。その過程での貼り合わせに、愛用の木工ボンドを使います。その際、少し趣向を凝らしてみます。ボンドを水で薄め、塗る際に筆を使ってみたのです。初めての試みです。いまのところ、頗(すこぶ)る快適です。
実は、これもWEBの指導によるものです。まだ、実際の接着の強度は不明ですが、やがて明確になりそうです。トラブルがなければ、将来的に採用したいところです。使い終えた筆を水洗いできることも嬉しいです。
その後、貼り合わせの面と直角な平面でカットします。当初、カットする厚さの意味がよく解りませんでした。結論は、仕上がる作品の厚さになるようです。ここまでは何とかなります。しかし、次の段階で異次元に迷い込むことになります。

組み合わせた結果が、期待した3次元にならないのです。2次元に逆戻りです。少しがっかりします。おそらく、既に、スタート時点で根本的な誤りがあったことが考えられます。
とはいうものの、ここまで確認できれば、当初の目的の90%はクリアしたことになります。失敗はしたものの、少しの充実感を覚えます。これまで想像もしていなかった世界に一歩足を踏み入れたのです。
しかし、WEBの指導書を見ての失敗です。だらしなないこと頻りです。少し陥(おちい)ります。この失敗の原因を考えてみます。説明の仕方が稚拙であったことも考えられますが、理解力の乏しさが原因に違いないのです。或いは、この程度の理解力あたりが齢(とし)相応であるのかも知れません。