
昨日までと違って強い風です。明日から雪になる、という情報もあります。
屋根に上ります。ポリカの補強と合歓(ねむ)の伐採です。ポリカは、雨漏りの対応です。合歓は、繁茂した枝が光ケーブルに絡んでいることからです。何れも、雪が降ると困ったことになりそうなのです。前からの課題です。条件はやや厳しいものの断行します。
工房ではこのところ「ビスケットジョイナー」の勉強です。当面している課題の「額のコーナー」の処理のためです。額は、これまでも問題無くつくっています。しかし、それらは然程大きくないものです。

今回は1辺が1500mmほどもある大きいサイズです。本来、小さいものを正確につくる能力があれば、大きいものは簡単な筈です。
ところが、今回は、工房の天井にぶつかりそうなのです。実は、これまでは、溝を丸鋸(まるのこ)で掘り、「簪(かんざし)」を挿し込んでいます。この「簪」は、正式には「挽込み留め接ぎ」または「板千切り留め接ぎ」というようです。
庭に出て、そして、大きく安定したジグを準備すれば良いだけのようですが、やはり億劫です。考えた挙句(あげく)に辿り着いた先が、「ビスケットジョイナー」だったのです。
これも「溝掘り」の道具です。初めて使うものです。昨日から小手調べをしています。優秀さは感じます。しかし、当然のことですが、他と同様、材を固定し、溝の位置を明確にし、そして角度を正確に保持することが扱う条件のようです。
「ジョイナー」の能力を調べると、驚くほど多様です。今回の「額のコーナー」についても、何種類かの方法が考えられます。模索したいのは、単純で正確な加工方法です。当然ながら、仕上がりの美しさは次の条件です。
今日もまた試作です。取り敢えず、2種類の方法を試します。45°の両者が出会う面への溝を掘る位置と深さを変えたパターンです。一方は、カンザシの露出範囲が狭く、他方は広くなります。

材を固定するための簡単なjig(ジグ・冶具)もつくってみます。無い状態と比べると、安定度は大きく増します。
しかし、まだまだ改良の余地はありそうです。加工後、即、糊付けです。食み出た糊を拭き取るための「濡れ雑巾(ぬれぞうきん)」は不可欠です。
食み出たビスケットは鋸(のくぎり)等で切り取ることになります。スパッとした切り口にしたいところです。結果的には、全体は「拭漆(ふきうるし)」で、挿し込んだビスケットの部分だけが無塗装になります。
コーナーを留めた後は、あらためての塗りが必要のようです。結局、今日の時点では、何れの方法を採用するかは未決定です。存在するかどうかは解かりませんが、もう少し、別のバージョンも模索したいところもあります。