
朝は時折の小雨です。しかし、昼前から明るい空になります。日中は、炭やストーブは不要です。予報よりも大分高い気温になったようです。
工房では今日も「枕づくり」です。この枕は本格的に寝るときのものではなく、「仮寝(かりね)」用です。話は飛びますが、この「仮寝」は、讃美歌320番の2番に出てきます。『流離(さすろ)う間に 日は暮れ 石の上の 仮寝の・・・』です。
「転寝(うたたね)」は、ついうっかり、うとうとする、という意味で使われることが多いようです。しかし、ごろ寝や、寝る支度をしないで寝る、という意味もありそうです。
その意味では、「転寝(うたたね)」と「仮寝(かりね)」には共通因数がありそうです。転寝(うたたね)は小野小町の詩に出てきます。『うたた寝に 恋しき人を見てしより 夢てふものは 頼みそめてき』
同じようなものに「浮寝(うきね)」があります。これは、島崎藤村の「椰子の実」の2番に出ています。「われもまた 渚を枕 孤身(ひとりみ)の 浮寝(うきね)の旅・・・」です。
これは、「かりそめの添い寝」の意味のようです。「安眠できないまま横になる」という意味もありそうです。

今回つくっている「枕」は、「昼食後、ごろんと寝転がるときに使いたくなる類(たぐい)」です。
座布団を2つに折ると薄(うす)過ぎ、4つ折りでは不安定でイライラします。さればといって、本格的に、押し入れから枕を出すだけの覚悟には至らない昼寝用です。
今日で5作目のようです。1作目はツカ?(束)バージョン、2作目はアリ接ぎです。次から箱型です。3作目は虫篭(むしかご)、4作目はポールの位置の工夫です。そして今日の5作目は、ポール全体に撓(たわみ)みを持たせる構造です。
しかし、作業には結構な時間を要します。動力が電気のバンドソー、トリマー、ベルトサンダー等での加工は、ほぼ一瞬です。しかし、その後のサンドペーパーの段階に時間がかかるのです。
いつものことですが、腕っぷしを強くするためのトレーニングに思えてきます。今の満足度は60%ほどです。まだまだ工夫の余地がありそうなのです。もう少しトライすることになる筈です。

昼、K社長がお見えになります。『池がある。活用しよう。』と、即、裏山に行きます。さまざまな活動をしている方です。
その中に、ホタル生息の環境を整える活動があります。ホタルを取り込んだビオトープ(独)・バイオトープ(英)づくりもしています。実は、今回の目論見も、「ニナ貝」を考えてのことです。現地に行ってみると広い3面です。
また、近くに、山の伏流水の流れ込む沼があります。水の取り入れと排水には恵まれています。次第にその気になってきます。まず、掃除を含めた環境の整備です。