
午前中は断続的な小雨です。風が強く、ザワザワ感があります。しかし、今日は、冬の前の、貴重な秋の日曜日です。あちらこちらでイベントが予定されていたようです。
当地でもトレッキングの予定でした。K社長が係りのようです。歩いた後、豚汁を振舞う、と聞いています。腰塩梅の都合で、参加できないのが残念でした。尤も、実際に行われたかどうかの情報はまだです。
今日は、終日、自宅に籠ります。火の気が欲し気温です。工房では薪(まき)ストーブを焚いていますが、座敷には石油ストーブを点けるほどではありません。結局、囲炉裏に炭を熾(おこ)します。半年ぶりです。
時々工房に入って、あれこれを楽しみます。まず、昨日つくった「枕」の微調整と塗装です。木肌の荒れを整えて「櫨蝋(はぜろう)」を擦り込みます。白っぽい青森ヒバが、綺麗な淡黄色に変化します。

「櫨蝋(はぜろう)」は、よく事情の解からないまま、ここ最近使い始めたものです。「柿渋」のような被膜は出来ないようです。
丁度、オリーブオイルのようです。このままでは汚れが進みそうです。何らかの対応をすることになりそうです。
木工の作品には、何らかの塗装をすることが一般的です。その目的は、木の補強、防水、対汚染性、美化等のようです。しかし、無塗装、という塗装も選択肢の中にありそうです。特にケヤキや青森ヒバ等の廊下で見かけます。
数十年をも要して生み出された光沢です。手足の油、そして毎日の水拭き、乾拭き(からぶき)による被膜で黒光りしています。圧倒されます。一般的な塗料による塗装のレベルを遥かに凌(しの)いでいます。
しかし、今回は頭や頬(ほほ)に、直接触れる「枕」です。汚れでの黒光りは、枕にはマッチングしないようです。青森ヒバ自体の美化とともに、清潔さの演出のための塗装を考えます。これからの課題です。

今日は別バージョンも考えてみます。これも、他では見かけないオリジナルバージョンのつもりです。
数本のポールを両側の板で挟(はさ)むだけのものです。丁度、ゴツい「虫篭(むしかご)」のようなものです。そして、全体の雰囲気は「砂時計」に似ています。
使ったツールは、プレナー、スライド丸鋸(まるのこ)、角鑿(かくのみ)です。加工の難度は50%ほどです。しかし、ポールの両端のホゾ組みです。高い精度の「墨付け」は必要です。
しかし、今回は1回目です。結果の如何だけを求めることが目的です。この段階での丁寧な加工は、然程の意味を持たないようなのです。その所為(せい)か、多少?左右のホゾ孔の位置が頓珍漢になったようです。
しかし、組み立ててみるとイメージ通りです。まだ、頭を乗せてはいません。しかし、見ただけで、転寝(うたたね)用の「枕(まくら)」としては合格ライン以上と判断できます。これで明日の作業内容は決定です。