
昼前に外出します。空を見上げると、一角にも青空は無く、見渡す限りが雲です。所謂(いわゆる)、曇りです。15℃ですが今日もヤマセです。同じ気温でも西風とは違う寒さを感じます。
ダイモンジソウ(大文字草)が満開です。これと似た花がユキノシタ(雪の下)です。これは初夏に咲きます。これらの命名が少し気になります。
ダイモンジソウは、花弁(はなびら)の5片が大の字を描くことから理解できます。しかし、ユキノシタがよく解らないのです。一説として、雪の下でも葉は健在である、があります。
また、パラリとした花を雪に見立て、その下に葉があることから、とする説もあります。何れにしても、命名した方は、よくよく観察し、想像力を逞(たくま)しくしたようです。

さて、このところ、椅子をつくっています。昔バージョンのスクールチェアです。今回は、そのミニチュア版です。和(なご)みと癒(いや)しの演出を意識してつくろうとしています。見た方々が、ニコッと、そしてホッとする作品にしたいのです。
昨日、Japan wax tree(櫨蝋(はぜろう)ワックス)を摺(すり)込んで完成させています。良い色彩と艶になっています。しかし、もう一歩の何かが不足しているようです。数日前からモヤモヤしていたのです。
結局、「オットマン」とのセットを考えます。「フットスツール」です。材は、同材のエンジュ(延寿?)です。座板を取った余り木です。手のひらに乗る大きさですが、天板と脚の固定はホゾ組みです。そして幕板あり、です。つくりは、やや本格的です。
今日は、他の課題もあります。マネキンです。フランス語ではマヌカンの、人体模型です。これを椅子に座らせる仕掛けを考えたのです。材料を簡単な木片にします。まず、大まかな部材づくりです。ツールはディスクグラインダーとサンドペーパーです。

実は、木片を磨いたものは2年ほど前につくっています。材は、エンジュ、青森ヒバ、イチイ等です。今回は、その両端に丸みを持たせる作業だけです。それでも1時間以上を要します。
考えているマネキンは、これらを紐(ロープ)で連結するだけのものです。しかし、実際にやってみると、結構な配慮が要求されます。そして、困ったことに、センスの有無も多分に作用しそうです。
イントロダクションは兎も角、一応の結果は出ます。しかし、何となく不思議な雰囲気があります。「菊人形」のような怖さがあるのです。つくったばかりでも独特の雰囲気があることが驚きです。
満足する結果を得るには、どのような結果を期待するかを予めプログラムする必要がありそうです。初めての試みとはいうものの、ジュサブロウ(辻村寿三郎)さんの凄さを、今になって認識させられています。