今日は明るい空です。晴れの定義は、空に、10%以上の青空があることのようです。90%が雲で覆われていても晴れ、となるようです。その意味では、今日は、明るい晴れです。


ここしばらく、家に籠(こも)っています。世の中に疎(うと)くなることを恐れて、昼前から午後にかけて外に出ます。目的は、ホームセンターや道の駅を覗(のぞ)くことです。3週間ぶりです。やはり、ガラリと変化しています。

園芸コーナーは閑散として初夏の頃の賑(にぎ)わいは失せています。今は、各種の菊と玉葱(タマネギ)の苗があるだけです。菊は、寒さに強い品種を紹介しています。

玉葱には驚きます。秋の今、植えて、冬を越し、そして夏に収穫するのだそうです。1年がかりでつくることは、認識していなかったのです。しかも、1本の苗に対して、生るのは1個だけのようです。大変な世界です。

野菜の販売所での圧巻は葱(ネギ)です。ネギの見方はよく解りませんが、根本の白い部分が太く長いです。長さは1m以上もあります。1束30本ほどになっています。下世話ですが、1本の値段を計算してみます。一桁の台の数円です。驚きます。


キノコで出ているのはサモダシ(ナラタケ)だけです。それも、既に朽ちた色彩をしています。どうやら、今年は不作のようです。

ヤマブドウ(山葡萄)をはじめ、各種の葡萄が山のように積まれています。今が時季のようです。

「青森ヒバ」の鉢植えを見ます。つい、誘惑されてしまいます。実は、我が工房では、青森ヒバを中心に扱っているものの、これまで花を見たことが無いのです。手元において見つめることにしたのです。

しかし、僅(わず)か30cmほどの背丈です。少し変です。どう考えても、花をつけるまで、自身が生息し続けることは無理のようなのです。しかし、お世話になっている青森ヒバです。近くに置いて親交を深めるつもりです。


今日の工房活動は、2回目の「拭漆(ふきうるし)」です。実は、現在、スツールに手を掛けています。材は、ケヤキとエンジュです。その塗装を漆に決めます。そして、昨晩、第1回目を塗ります。

今朝、360番ほどのサンダーで全体を削ります。ザラザラの削除のためです。そして、即、2回目です。実は、塗る前の時点では、何回塗り重ねるかを決めていないのです。何回であっても、結果に納得できれば終わるつもりでした。


しかし、2回目は、1回目と全く違った結果になります。3回目も、2回目とは異なるのです。いつも見せつけられている当たり前のことです。

結局、どの段階で終わるかを決断するだけなのです。いつも、どこで妥協するかを迫られていることになります。作品づくりの宿命なのかも知れません。拙い腕による作品づくりは、この種の妥協の連続なのかも知れません。

1回の拭漆には結構な時間が伴います。今回のパーツ数は32です。1片に2分を要したとしても、1時間は要します。そして、汗びっしょりになります。妥協とはいうものの、充実感に浸る瞬間でもあります。


作業中、K社長がお見えになります。『結構な色になってきた。』、と進捗状況を教えてくれます。実は、奥方が「柿渋」をつくっているのです。しかし、漆を見て、そそくさとお帰りになります。漆に弱いのです。

2013/10/18(金) 15:58