
伊豆大島の皆様には心からのお見舞いを申し上げます。豪雨による、あれよ、あれよの間の土砂崩れだったようです。どこでも起こり得る事故のようなものです。他人事とは思えない怖さです。
今日は、遠方への外出の予定でした。しかし、26号のため、見合わせます。結果的には、奥州最北端には、強風は無く、単に、朝からのシトシトとした雨を残して過ぎただけです。
工房では、朝一番に「漆塗り」です。3脚のスツールの「拭き漆」です。曖昧になっていますが、今日で、5~6回は繰り返したことになるようです。実は、この「拭き漆」は、1回目から、「もしも結果が納得できれば、これを最後にしよう。」と思って塗ります。

これまでも、そのように思って繰り返してきたものです。結局、これまで繰り返しても、納得を得られなかったことになります。しかし、結構な艶が出てきています。
先日お見えになった、漆の専門家のH氏も、『宜しいのではないですか。』と診断していたのです。暫らくは手ををかけないで、数日間は「漆風呂」で養生していただくつもりです。「漆風呂」というのは、塗った漆を乾燥させる室です。勿論、自作です。
スツールと並行して、椅子もつくっているところです。材はエンジュとケヤキです。先般つくった幼児用の2/3の大きさです。本来は簡単な筈です。しかし、製材からのスタートです。慣れないことから、遅々とした進捗です。イライラしないで、楽しみながらの作業に徹します。
当初、エンジュとケヤキの材を同じ寸法にする予定でした。しかし、諸般の事情で、それぞれまちまちになります。エンジュは細めに、そして、ケヤキはゴツい結果になります。それでも、内側の寸法には然程の違いは無いようです。
製材後、早速、パーツごとにカットしてみます。頭で想像するだけでは、思わぬ間違いに陥ることがあるからです。そして、大雑把に立体化してみます。この工程は、ホゾ孔の位置の確認のためでもあります。

実は、時々、左右前後上下を間違うことがあるのです。若い頃には考えられない現象です。
その頭脳の衰えは、簡単な確認をすることで補うことができます。ある意味では、数学の検算のようなものです。絶対に間違ってはいない、と思った計算であっても、検算は必ずすべき手順のひとつです。恥と思うことはないのです。
夕刻、M氏がお見えになります。第一線でご活躍されている方です。流石に溌剌(はつらつ)としています。
明日の最高気温は今日よりも高いようです。しかし、最低気温はガクンと下がるようです。北海道では平地でも雪が降ったそうです。突然、雪が現実になっています。ついこの間まで暑かったのが嘘のようです。