午前中は明るかったものの、正午になって突然暗くなります。雲の所為(せい)です。或いは、26号の影響かも知れません。


ほんの空の明暗の如何でも、気力やアイディア、そして行動力等に影響を及ぼすようです。やはり、工房では、鮮やかな変化を見せない、遅々とした進捗です。今日も、椅子の部材づくりです。

実は、先般つくった縮小版を考えているところです。取り敢えずの材料がエンジュとケヤキです。勿論、やがて、青森ヒバも登場する予定です。エンジュとケヤキは、Y製材所からいただいた端材です。

何れも優秀ですが、表皮のついた「耳つき板」です。本来は、この製材専用の帯鋸(おびのこ)があるようです。我が工房では少し無理です。それでも、時間と多少の材のロスを無視すれば何とかなります。

まず、皮のついている木表に刃をあてて、何回もプレナー(自動鉋(かんな))に通します。


皮の下層部を「アマ」というようです。一般的には白っぽく柔らかい肉質です。そのアマを削り取りながら、板として使える範囲を広げていきます。

表現し難い状況ですが、円の曲面を平面の刃で削って、弦の距離を大きくする、という作業です。

次は基準面の設定です。将来、昇降盤を使う際に必要な要素です。これには、別の板を定規にして、その面に丸鋸(まるのこ)を沿わせてカットするだけです。1辺だけです。

話は飛びますが、耳つき材であっても、一方が平面化済みのものがあります。作業し易くしているのです。

作業が進んでいくと、ワクワクとした充実感を覚えます。皮のついた耳つき板が、普通の?板に変化する過程は劇的です。

実は、昔からの夢に、自力で、木を伐り倒し、それを、板や角材に加工することがあったのです。憧れの世界だったのです。感激すること頻(しき)りです。


とはいうものの、腰が自己主張しています。立ち姿勢の負担です。これまでは1週間ほどで回復しています。

正解があるとすれば、適度な作業と適度な楽しみ、なのかも知れません。軟弱になったものです。

今のところ、部材の寸法を3種類に考えています。4本の脚と座板受け、貫(ぬき)、そして座板です。エンジュとケヤキを同じ寸法にするつもりです。余裕があれば、青森ヒバも追いつかせるつもりです。

多少の憂いがあります。材の太さが、全体のバランスと協調できるか、です。ま、取り敢えず、先に進むつもりです。


先ほどの予報では、明日の最高気温は12℃です。今日よりも10℃も低いです。これまでとは違った状況です。気合の入るところです。

2013/10/15(火) 17:10