
早朝からの雨です。この原稿を書いている、夕刻になっても降り続いています。流石に今日は室内作業になります。
まず、沐浴の前のまだ暗い中、昨日つくった「2次元積木」にちょっかいを出します。朝のウォーミングアップのようなものです。直径200mmの円と正方形を基本としたものを分解し、再編集して新しい図形をつくる試みです。
1辺の長さは、200mm、100mm、20√2mm、10√2mmだけのようです。そして、角度は90°と45°だけです。辺と辺、そして頂点と頂点との組み合わせは、ほんの僅かの範囲に限定されています。しかし、思わぬ結果が出ます。結構、面白そうです。

しかし、憂いがあります。額の作業面の歪(ゆが)みです。これは、カラートタンにコルクを貼りあわせたものです。
実は、コルクには紙で裏打ちされています。この紙が波打っていたのです。アイロンをかける作業を端折った(はしょった)結果です。少しクラクラしています。
気を取り直して「清少納言知恵の板」に挑戦します。「枕草子」の『春はあけぼの・・・』を著した清少納言の名前のついた「シルエットパズル」です。一説には、清少納言が知能テストで実際につかったとも言われています。日本のパズルです。
話は飛びますが、枕草子の秋のくだりは、『秋は夕暮 夕日のさして 山の端いと近うなりたるに・・・』です。
烏がねぐらに帰る様子を『三つ四つ 二つ三つ』とした表現は、「はたいふべきにあらず」の世界です。しかし、どのように表現するか、よりも、何を、どのような視点で取り上げているかに、感性の迸(ほとばし)りを感じさせます。

さて、「清少納言知恵の板」は、よく、旅館やホテルの部屋に置かれています。
勿論、市販もされています。今回、「2次元・・・」のついでにつくることにします。1回目は試しです。寸法は特に考えないことにします。
材は、青森ヒバの端材です。角度はやや、狂っていますが、何とかそれらしいものができます。やがて、これとマグネットのコンビネーションを考えることになります。
午後は「漆塗り」です。先般手をかけた、ケヤキのスツールです。昨日は、1回目の塗りを剥(は)ぎ取り、「砥の粉」も登場させて木地調整をしています。そろそろ、本番に入りたいところです。