強い風で、やや肌寒い日です。ザワザワ感があります。奥州最北端特有の言葉のようですが、このような状態を『ジャワめぐ』というようです。

因みに、「めぐ」は、「春めく」の「めく」の意味です。単に訛(なま)っただけです。まだ春ではない2月頃、ギリギリした寒さの中に、フッと緩む時があります。その、春のように感じられる様子を表現したものです。

また、何となく風邪っぽく、「ウ(ン)ジャめいて」もいます。或いは、昨晩の反省会が盛り上がったことによるのかも知れません。

兎も角、諸般の都合で、今日の工房作業はアクティビティ(activity)ではなく、座学(めい)た下拵え(したごしらえ)に止まります。「鯉の屋根」と、「オットマン」です。

「鯉の屋根」というのは、鯉の避難場所です。実は、先般の大雨で、その屋根が流されたのです。原因は、大水の破壊力です。しかし、屋根自体の構造の拙さもありそうです。また、素材にもあったようです。木造のため、浮力が働いたことも考えられます。


今回は「単カン」を考えます。工事現場で見かける鉄製のパイプです。今日は、その下拵えです。

まず、「単カン」の調達です。薪小屋にもありますが、ご近所の方が持ち寄ってくれます。そして適当な長さへのカットです。取り敢えず、1m50cmと70cmに揃えます。

8本ほどを準備します。選択を迫られるのは、単管同士の固定方法です。これまではクランプを使っていました。しかし、この方法では、結果にスマートさが無いのです。悩むところでした。

結局、今回はジョイントにします。ホームセンターには、3辺が集まる頂点をまとめるジョイントがあるのです。取り敢えず4個を求めます。作業の本番は日曜日です。ま、不都合があれば、計画変更はいつでも可能な筈です。



夕刻はスツールの下拵えです。「蟻組み」を取り入れる、4つ目のバージョになります。。

当初は、この「蟻組み」を、鑿(のみ)と鋸(のこぎり)だけで加工するつもりでした。しかし、結局は妥協し、ルーターに頼ることにします。

早速、工房の隅で休憩しているルーターを引っ張り出します。そして、ビットの交換です。この段階が少し厄介です。ビットの径にはインチとセンチがあります。その調整のためのアダプターがあります。その脱着が渋くなっています。日頃の手入れの程度の反映のようです。


ビットの深さを12mmほどに考えています。少し深い値です。相手はケヤキ(欅)です。ビットにかかる負担の軽減のために、事前に、ホゾ孔に、鋸目(のこめ)を入れることも考えられそうです。


2013/10/03(木) 18:49