爪痕を残して18号が過ぎます。特に、岩木川の氾濫による被害は大きかったようです。我が家の河原の野菜も洗礼を受けます。しかし、綺麗な空も残していきます。

その秋空に誘われて、裏山に出かけます。黄金色の田んぼが眩(まぶ)しいです。既に稲刈りが始まっています。最も期待するイクジやハツタケは、ほんの少し見かける程度です。

不思議にも、先日の雨にも関わらず、山は乾いています。昼前の友人の情報でも、本格的な時季にはまだのようです。やはり、露を待つことになりそうです。


午後、知人から花が届きます。イガグリ、ハギ、タカノハススキ、赤い実のついた枝、白やピンクの花のついた枝等で構成されています。早速、花瓶に活けます。突然、中秋の月が現実味を帯びてきます。


今日も工房に入ります。テーマはホゾ加工です。実は、昨日のテレビ番組の収録のために手をかけています。このまま続行せざるを得ないようだったのです。

ホゾ組みは、ホゾ穴にホゾを挿し込む方法です。ホゾ穴は「角鑿(かくのみ)」にお願いします。つい先日に入房したばかりの優れものです。

他方、ホゾづくりには様々な方法があるようです。しかし、最近は、「スライド丸鋸(まるのこ)」でしています。丸鋸(まるのこ)の刃の高さを固定し、表裏の両側に刃をあてて期待するホゾをつくる方法です。


しかし、このところ、「スライド丸鋸」の角度と、材をあてる定規(じょうぎ)がやや狂っています。

この狂いは、作業の前に修正するのが常識のようです。しかし、我が工房では、これまで一般的ではなかったのです。

今回の椅子づくりでは、ほんの少しの角度の違いであっても、即、結果に反映します。今回は気合いを入れて調整します。

当初は3脚分のつもりでした。しかし、工具を正しく調整しさえすれば簡単な作業です。この機に、残り10脚分ほどのホゾ加工を済ませたいところです。

明日が十五夜です。その前日の今晩が、当地の八幡宮の宵宮(よみや)です。おそらく、「飴煎餅(あめせんべい)」が届く筈です。

2013/09/18(水) 18:44