このたびの台風で、一級河川の岩木川が氾濫します。また、それに関わる被害が出ています。

我が家では、「鯉(こい)の屋根」が流されます。これは、家の前の小川に棲(す)む、緋鯉(ひごい)や真鯉(まごい)をカラスの攻撃から防ぐための屋根です。

いつもは背鰭(せびれ)を出さざるを得ないほど浅い川です。その背中をカラスが突っつくのです。これに対して、1畳ほどの、鯉の避難場所をつくっています。その避難場所を、今年は重量のある立派な材でつくりました。

考えてみれば、浮力に富み、作用をまともに受ける材料です。一瞬のうちに、跡形もなく流されます。近い折、再建することになりそうです。

その前に、鯉自体が戻ってくるかが心配です。河口までは近いです。或いは、今は、海を悠々と泳いでいるのかも知れません。


午後、番組制作のためにテレビ局のスタッフがお見えになります。どうやら、テーマは「年配者のガッツ」のようです。


話は飛びますが、昨日の16日を「敬老の日」とばかり思っていました。しかし、若い柔道関係者から「老人の日」です、と訂正されます。

少しムッとします。どなたが命名したのかは解かりませんが、さまざまな意味で少しドギツイようです。

深沢七郎の「楢山節考(ならやまぶしこう)を思い出してしまうのです。今回の番組制作は、それに対する反発もありそうです。以前からお世話になっている局でもあります。ご協力することになります。

わずか6分ほどの番組のために3時間以上も要します。これまでボヤけていた拙(つたな)い部分が、今になってクローズアップされるようでもあります。少し、不安です。

工房作業の紹介として、「ホゾ穴掘り」を取り上げます。テーマは、先般つくった椅子の続きです。しかし、全体の寸法を変えることも考えています。全体の大きさ、というよりも、具体的には、座板の高さの変更です。

実は、以前、I氏から指摘されていたのです。『座板の高さは16cm~17cmが良いのではないか。』という内容です。残りの材料は、あと10脚分ほどあります。是非、変更を試みるつもりでいます。

カメラは、工房内ばかりではなく、街中も廻ります。これまでつくった作品を紹介するためです。近くのT旅館にもお邪魔します。昔つくった花器の撮影のためです。5年ほど前の作品です。


今日の収録の様子は、来週木曜日に放映されます。夕刻6:15からだそうです。多くの皆様から手厳しいご指摘をいただくことになりそうです。既に、今の段階で、汗顔すること頻(しき)りです。


台風が一過し、真っ青な空です。北海道の一部を除いて、日本全国が快晴です。山の輪郭が際立っています。よく解りませんが、空気中の埃(ほこり)が取り除かれたからのようです。



2013/09/17(火) 17:53