強くはない雨ですが、朝から愚図ついています。今日は、工房内の掃除です。久しぶりの掃除です。

そのレベルは、大、中、小で表現すると中清掃です。それでも、4時間ほども要します。内容は、さまざまな道具類の整理と、そして掃き掃除です。

整理された環境では創作意欲が増します。いつものことですが、不思議な現象です。昨日の「夏祭り」に出すつもりであった、あれやこれや、を思い出します。

その中の「正四面体」づくりをしてみます。各面が正三角形の立体です。これを初めて作ったのは30年以上の前のことです。

当時は石膏(せっこう)でつくっています。紙で枠(わく)をつくり、その中に石膏(せっこう)を流し込む方法です。わざわざ石膏を手に入れ、デリケートな角度に紙を折って作ったことを思い出します。余程、作りたかったのでしょう。

石膏でつくった理由は、当時、加工技術が拙(つたな)過ぎたことにあります。今は、刃の角度調整できるスライド丸鋸(まるのこ)や昇降盤があります。作業時間はほぼ一瞬です。

実は、昨年、サンプルづくりで試してもいます。簡単な筈です。まず、正三角柱をつくります。これには昇降盤を使います。刃跡を消すために、プレナー(自動カンナ)に通します。


これには、正三角柱を切り出した残りの材をジグ(jig・冶具)に使います。結構、快適です。

次は、それを60度の面でカットした2片を作ります。この2片は、正四面体の辺の中点を通る面でカットしたものです。

これも、角度調整したスライド丸鋸でカットするだけです。これにも先ほどのジグを使います。しかし、微妙な目違い(めちがい)が出ます。カットする位置が正確でなかった所為(せい)です。不本意ながら、ベルトサンダーで調整します。

この2片を合わせて正四面体に復元するのがパズルの問題です。今までの人生で経験した中で、最も優秀と認識しているものです。単に2片を合わせるだけなのですが極めて難問です。

これまでの経験ではギブアップした方が殆どでした。頗(すこぶ)る単純で、そして驚くほどドラマチックなところに魅力があります。しかし、或いは、子供には易(やさ)しくても、大人には難しいのかも知れません。


このパズルを、昨日の「夏祭り」に出すつもりでしたが、つい失念したのです。

来年のために、時間を見つけてつくるつもりです。十分に「面取り」をした大きめのものをつくるつもりです。


早い午後、I氏がお見えになります。その折、K社長もお出でになります。当然、昨日の状況報告と反省、そして、来年の方向性について話し合いになります。夕刻になって、再びシトシトと降り出します。

2013/09/02(月) 18:09