
暑いです。実際の気温は解かりませんが、体感気温は、今日も、今夏、最高のようです。
2~3日前から「椅子」をつくろうとしています。この気候での作業は、涼しい庭で行うのが適当です。しかし、「手押し鉋(かんな)」や「プレナー(自動鉋)」を庭に出すには、結構な気力を要します。
結局、室内作業になります。その結果、この暑さに耐えることの出来たのは、朝の2時間ほどだけです。それも、休み休みです。衰えたものです。
今日は「矩だし」の続きです。「手押し鉋」を使います。しかし、このツールは最近使いだしたものです。とても、使い方をマスターしている、というレベルのものではないです。
とはいうものの、テーブルの段差を微小にして、数回くり返すことにします。1回ごとに、侵入方向を入れ替えます。段差を大きくし、同一方向で繰り返すと、材の一方の先端が、他方に比べて薄くなり過ぎる傾向があるのです。しかし、これができるのは1面だけです。

「手押し鉋」は、加工材を、テーブル上をスライドさせ、回転する刃を通過させます。
そのスライドの際、摩擦が大きければ力を要します。一般的に、刃物に対して力を使うことが怪我につながる、と言われています。
そのため、シリコンスプレーを使います。摩擦を小さくする潤滑油のようです。サッとひと吹きすることで、殆ど抵抗を感じさせない利器です。このスプレーの存在を知ったのは、つい2年ほど前です。世の中の広さを知った瞬間でした。
2面に「手押し鉋」をかけます。その2面が基準面になります。プレナーに通す際には、その基準面を底面にします。それを識別するために、木口(こぐち)に印を付けておきます。それも両木口に、です。
プレナーでの鉋がけは、次から次に、遅滞なく進みます。いちいち、どの面を削ったら良いかを考えなくて済むためです。

工房に、たくさんの来客があります。その中には、1ヶ月ほど前からも滞在している客も居ます。
名前はよく解りませんが、どうやら「カラスウリ」のようです。サクリの隙間から侵入し、天井(てんじょう)を這(は)っています。
入るものは拒まず、です。花はまだです。夜に開花する、と聞いたことがあります。見届けてやるつもりです。