盆の13日です。墓参は一昨日の早朝に済ませています。暑さと混雑を避けるためです。実は、幼児が一緒だったのです。

今日は、昨日よりも2℃以上も低いのだそうです。もっと暑いと思ったのですが、少し、意外です。今日の工房作業は、早朝と夕刻を心がけます。

それでも滝のような汗が出ます。胸や背は兎も角、額の汗は厄介です。目に入ってしまうのです。いつも冷たいタオルで顔を拭きます。いつも、湯上り状態の顔です。

昨日から「椅子づくり」に入っています。少しですが、今日も手をかけます。まず、材の「木口切り」です。これは、鉋(かんな)等の刃物にあてる前にすべき第一段階と聞いています。

板状の木の面にはそれぞれ名称があるようです。木表、木裏、木端、そして、木の目に直角な面の木口(こぐち)です。

この木口を削除することで、木口に含んでいるかも知れない小石等を削除することができます。刃物を保護することになります。


そして、木口を削除することで、「割れ」やさまざまな事情を、1本、1本確認する、という意味もありそうです。

とはいうものの、我が工房ではこの「木口切り」を、やるときとやらないことがあります。今回は、できるだけ基本手順に従ってみることにします。

ま、今回も稽古のつもりなのです。休み休み、顔を拭き拭きで1時間ほど要します。

次は、「矩(かね)だし」です。「手押し鉋(かんな)」を使います。「矩(かね)」には「直角」の意味があるようです。「矩だし」は、材のコーナーの直角化という意味のようです。

話は飛びますが、「矩」は、地球、太陽、惑星の位置に関わる、天文学の言葉のようです。昔からの言葉です。大ロマンを思ってしまいます。

この「矩だし」は、単にコーナーの直角化の他に、木表面、木裏面、木端面ぞれぞれの湾曲の矯正(きょうせい)のためでもあります。実際には、隣り合う2面の平面化と、それらがなす角の直角化だけで終えるようです。

その後、その2面を基準面にしてプレナーをかけ、4隅の直角化と全面の平面化を導くことになるようです。とはいうものの、我が工房でこの「矩だし」をし始めたのは最近です。


また、今でもスキップすることの多い工程です。実は、木工作業で、怪我につながることの多いのが「矩だし」の工程といわれています。使うのが、やや億劫(おっくう)だったのです。

しかし、今回は、「木口切り」とともに、この「矩だし」も踏むことにしました。尤も、今日は、途中で妥協します。

実は、この作業には立ち姿勢が要求されます。腰が自己主張するのです。ま、急ぐ課題ではなし、次回の楽しみに残します。


夕刻のニュースで「2日続く真夏日。」とあります。やはり、予報は、今日も正しくなかったようです。ま、ほんの2~3℃です。目くじらをたてるものではない類です。

2013/08/13(火) 18:12