
昼前、外に出たときの気温は31℃です。この気温に驚きます。しかし、然程の暑さは感じないようです。おそらく、数日続く暑さに、体が適応しつつあるのかも知れません。
工房では、次の課題の準備です。性懲りもなく、「椅子」です。椅子づくりには、昔から、いくつかの基本的な原則があるようです。
最優先課題は頑丈さです。これは、実際に、1年ほども使ってみて、自分で確認しなければならないものです。
次に、デザインです。使う人と環境に応じたデザインにしたいところです。椅子が発する雰囲気に魅力か゜あり、その椅子が存在するだけで満たされ、そしてチラリと見るだけで喜びを感じるデザインにしたいところです。
一般的に、「椅子づくり」には、洗練されたセンスとともに、多くの試行錯誤が伴うもののようです。そして、多少なりとも木工に関わる者の誰もが、「作りたい」と思う課題のようです。
素人には、難度的に高く、どんなにチャレンジしても満足の得られない、克服の難しい課題でもありそうです。

その意味では、素人(しろうと)が挑戦するには痴(おこ)がましいようです。
しかし、試行錯誤の繰り返し無しには、上達は得られなくもあります。今回も、恥を忍びながらの挑戦となります。
「青森ヒバ」の椅子です。先般、製材所から材を搬入しています。概ね3種類です。①45mm×30mm40本、②40mm×25mm40本、③45mm×15mm48本です。
長さは3尺ものです。3尺は約900mmですが、実際には、950~970mmあります。
今朝、それらの材料で、何脚つくれるかを計算してみます。暗算だけでは心もとなく、紙に書いてみます。効率的な「木取り」を考えて、最大20脚のようです。この値は、①を基準にしたものです。

余った材でワンサイズ小型をつくることもできそうです。実は、今回作ろうとしているサイズは、3~6歳児用です。
1.5歳児には、やや大きいのです。誕生日プレゼントとして、小型もつくっておきたいところです。
次第に、全体像が浮かんできます。具体性が増すにつれて気力も充実してくるようです。今回のテーマを、精度の充実に心掛けることにしています。先を急ぎ過ぎることなく、丁寧に、そして楽しみながら挑戦するつもりです。
夕刻、H氏がお見えになります。漆の専門家です。ここ最近の作品を評価していただきます。『そろそろ発信力を強めても良いのではないでしょうか。』と指導をいただきます。
そして、池波正太郎の「剣客商売」での、秋山小兵衛のような発信の仕方も手ほどきしてくれます。