昨日よりも暑い日です。工房も暑いです。しかし、庭の四阿(あずまや)は涼しいです。今日の作業場は庭です。

このところ、「車輪づくり」をしています。手掛けているのは500個ほどです。その車輪で、昨日、「シンデレラの馬車」をつくってみます。その玩具で、客人のT氏(1歳半)に遊んでいただきます。

然程(さほど)の興味を示さないようです。少しがっかりします。即、その理由を考えてみます。いくつか思い当ります。ひとつは、年齢がまだ幼過ぎることです。1.5歳が遊ぶ玩具としてはレベルが高いのかも知れません。


もうひとつの理由は、「持ち難い」ことです。実は、この「車両」は、何回かバージョンアップを重ねてきています。

今回は、小さい手に収まるように、「小型化」をテーマにしています。しかし、それでも大きかったようです。

更に考えられるのは、「動くもの」が不得意なことです。室内に入ってくる「ちょうちょう(蝶々)」、トンボ(蜻蛉)、アリ(蟻)を見て体を硬くしています。

T氏の母親は『ハエはまだ見たことが無い筈(はず)です。』と言います。少し驚きます。

今朝、それらの反省を踏まえて、再挑戦です。尤も、どのような結果になるかは解からない段階です。取り敢えず、「持ち手」を設けることにします。はじめに、手をかける部分の切り抜きです。

「フォスナービット」で3ヶ所を刳(く)り貫き、鑿(のみ)で整えるだけです。そしてサンダーをかけます。あとは、本体に、車軸が通る孔をあけて組立てるだけです。この段階では、前後の区別の無い形です。


単なる、「手提げ袋」の「持ち手」に車をつけただけの形です。理屈が欲しくなります。

無理矢理(むりやり)の感はあるものの、取り敢えず、「ワゴン車」に見立てることにします。フロントガラスを演出してみます。単に、一方の先端を斜めにカットするだけです。まあまあ、それらしく変身します。

当初、板を車にすることは考えていませんでした。安定度の関係で、概念に無かったのです。しかし、「車輪」をつけることで事情は変化します。簡単な理屈ですが、実際に試してみなければ、理解のできなかった世界でした。

今回の作業は、加工難度が極端に低く、作業時間もまた短いです。そのうち、まとまった数をつくるつもりです。

2013/08/05(月) 16:24