
曇天から、夕刻になるにつれて次第に明るくなります。雨っぽいものの、今日も大雨にはいたりませんでした。やや暑いものの、過ごし易い気温です。
早朝、野菜に手をかけます。主なテーマは「追肥」です。実は、順調であったナス(茄子)の花の出が、このところ少なくなっているようなのです。シュミエン(趣味の園芸)では1ヶ月に1回の割合で追肥する、と指導していたようです。
しかし、根本の土を掘り返すと、パサパサと乾燥しています。実は、このところの雨で水遣りをしていなかったのです。花つきが落ちた理由は、肥料不足か水不足の何れかはよく解りませんが、遅ればせながらの追肥と水遣りです。

工房では、あれやこれやの制作を同時進行しています。その中に、「肩もみ器」があります。
下拵(したごしら)えをしたのは半年以上も前です。先般の大清掃でクローズアップされたのです。少し前進することにします。
また、ここ数日手をかけている「椅子」に塗装を施すことにします。塗料について迷っていましたが、結局、「クルミ(胡桃)」にします。所謂(いわゆる)、オイルフィニッシュです。
これは、木材に乾性油を塗り、繊維内に浸透させる塗装方法です。表面に塗膜ができないため、触ると木肌そのものです。また、作業的にも失敗が無く、扱い易いです。今回はクルミです。幼児にとっては極めて安全な塗料です。
2脚の椅子に塗るためのクルミの量は、せいぜい10~15個で十分です。バイス(万力)で殻(から)を割り、所謂、食べる部分のクルミを取り出します。それを布にくるんでテルテル坊主をつくります。

それを金槌で潰(つぶ)すと、ジワーッと油が滲(にじ)んできます。やがてビッショリになります。
その段階で木地に擦(こす)りつけます。白っぽい木地が黄色味を帯びてきます。香りを嗅(か)ぐと、やはり、クルミです。
この植物性のオイルフィニッシュに、亜麻仁油(あまにゆ)やオリーブオイルを使う方もいます。しかし、クルミの香りも香ばしいです。
工房には、昨秋のクルミが大分残っています。今後、需要が増えることになりそうです。