朝は曇りでした。日中は、真っ青な空です。今日は、朝の一時、庭に手をかけます。

主に植木鉢です。過ぎた鉢をバックヤード(backyard)に運び、これから主役となるものをクローズアップさせます。

何を植えていた鉢か判断のつかないものもあります。草が植木鉢の主人公になっているのです。10鉢ほどもあります。普段、如何に手をかけていないかの証明のようなものです。

そして、アプローチに食(は)み出ているフキ(蕗)やミズヒキ(水引)の削除です。実は、早朝、友人がお見えになります。開口一番、『草はとらないのですか。』と言われます。気にはなっていたのですが、雨続きで妥協していたのです。

まだ涼しい時間帯の2時間ほどです。ほんのそれだけで、環境はガラリと変化します。同時に、気持ちがリフレッシュします。


今日の工房作業の場所を庭に設定します。テーマは、「額のフレームづくり」です。昨日、昇降盤で概ねを加工しています。

その面取り(稜角の鈍角化)からです。トリマーに「坊主面ビット」を装着して削るだけです。仕事は電気がしてくれます。短時間で終えます。

しかし、この後は手作業です。実は、如何に優秀なトリマーであっても、加工面の全ては完璧にはならないのです。逆目(さかめ)になっているところもあります。特に「青森ヒバ」は、途中から目の方向が変わっているものもあります。

このままの状態での塗装は無理です。塗りの前に、「サンダーがけ」です。特に、漆をかける場合には、この工程を経るか否かで、結果が美しくも、醜くもなります。

この作業は、完全な手仕事です。1本ずつ、そして1面ずつ、状態を確認しながらの木地調整です。この段階から「軍手」を穿きます。老いた手であっても、ピュアーな木肌は、脂(あぶら)を吸い寄せるのです。気を使うところです。



取り敢えず、180番と240番を使います。木を磨く、という表現が合っているようです。

それなりの力を要します。腕の筋肉に張りが出てきます。ビッショリと汗をかきます。結構な時間を要する工程です。

今日は、全体の1/3ほどで妥協します。残りの20本ほどは次回の楽しみに残します。

やがて、この磨きを終えた後、更に400番で仕上げるつもりでいます。外に出す「額」です。完璧を目指したいところです。




2013/07/13(土) 17:16