今朝の予報では28℃でした。それは、昨日よりも2℃以上低い気温です。やはり、昨日は30℃以上もあったようです。

しかし、実際には、せいぜい26℃ほどだったようです。しかし、工房内での作業では、ビショビショに汗をかきます。体内の毒素が削除されるのを感じます。この程度の気温であれば歓迎するところです。

今日は、「手押し鉋(かんな)」を含めて、プレナー(自動鉋)を使った「鉋掛け」に終始します。終始、というのは、早い朝食後から薄暗くなるまでです。時間的には11時間ですが、実際には休憩タイムも含んでいます。

実は、この、「手押し鉋」もプレナーも、立ち姿勢を余儀なくさせられます。暫(しば)らくの作業には、自動的に、若干のお休みが付随するのです。機械的で簡単な作業ですが、ある程度の集中力は伴います。

「手押し鉋(かんな)」は、材のコーナーの直角化を実現するためのものです。文字通り、回転する刃に、材を「手で押しながら」あてていきます。当然ながら、材と定規に摩擦が生じます。昨日は、結構な筋力トレーニングでした。

しかし、刃を使うとき、力を使うと怪我につながります。昔から、『怪我は、鋭利でない刃物を使うからだ。』と、言われています。今朝、その摩擦を和らげるスプレーがあることを思い出します。それを一かけすると、やはり、滑りが全く違います。呼吸を止める必要が無いのです。


「手押し鉋(かんな)」では、基準となる2面だけを整えます。この2面のなす角が直角になる仕掛けです。

他の3つの頂点の直角化は、プレナーに任せます。しかし、注意点があります。どの2面が基準面であったかを覚えておく必要があります。

そのため、鉛筆で印をつけておきます。I氏から伝授された技です。プレナーに通すときには、厚さも幅も不均等です。基準面には刃を触れさせないようにし、他の2面を均一にしてやります。基準面の調整は、最後の最後にします。

しかし、作業が長時間続くと、刃をあてる面を誤っていることに気づきます。この段階で、落胆しないようにしています。「あっ、そうだったか。」と笑うことにしています。本来、この作業は、楽しみのためにしているのです。落胆することは本末転倒なのです。

準備した材は40本です。実際に使うのは、35~36本のようです。この余裕は、不慮の不都合への対応のためです。実際、鉋(かんな)がけが進んでいくと、様々な事情が目に付いてきます。木口(こぐち)から「割れ」が侵入している場合もあります。

これは、木口切りのときに見落としていたものです。また、手押しかんなで、一端だけが細くなり過ぎているものもあります。その他、作業が進むにつれて、思わぬトラブル等が生じることもあります。それらに対応するスペアーです。

夕刻に至って、一応の鉋がけを終えます。この間、生じた「鉋屑(かんなくず)」は、ゴミ?袋に4~5もあります。膨大な量です。しかも、すこぶる優秀な「鉋屑」です。


話は飛びますが、製材所では、これを、牛舎や豚舎にお分けしているそうです。

「青森ヒバ」の殺菌力のため、「敷き藁」として使うには最高なのだそうです。我が工房では、「ダシ袋」に入れて「匂い袋」としてお上げしています。バックや長靴、下駄箱、タンス(箪笥)等に入れて楽しむのです。

しかし、実際には、次から次に溜まっていく「鉋屑」で、狭い工房は、益々狭く変化していきます。定期的に、Y製材所に処分してもらっています。


鉋がけがまだ不十分の箇所もありますが、部材づくりに必要の無い面であれば、無視するつもりです。念のため、コーナーの角度を確認します。それらしくなっているようです。充実を感じる瞬間です。ホッとします。

勿論、明日のフレッシュな頭脳で不満足と感じれば、即、手直しすることになります。今後の作業手順は、溝掘りです。それには、アクリル板、マット紙、裏板の厚さを特定する必要があります。そして、フレーム全体の雰囲気づくりです。何とかなりそうです。


暮れる前の夕刻、また、ザーザーと降ってきます。明日は、出かけることになりそうです。実は、浮世の柵(しがらみ)がまとわりついています。使えなくなった携帯電話の買い替え、降圧剤の受け取り等です。また、ホームセンターで探したいものもあります。

つい先般、公的お勤めから退いたものの、よくもまあ、これほどまでに忙しい日が続くものです。


2013/07/09(火) 19:38