
朝は涼しかったものの、次第に暑くなります。早朝は園芸活動です。実は、昨日、W氏から「オクラ」の苗をいただきました。150株もあります。昨日、数株を植えましたが、まだまだ余っています。
今朝、ご近所の皆さんにお分けしますが、それでも余っています。夕刻お見えになったK社長の畑に植えることになりました。
「玉葱(たまねぎ)」の収穫後に植えるそうです。「オクラ」は野菜に分類されるようですが、その花は、所謂(いわゆる)花よりも艶やかです。楽しみです。
午後は工房活動です。気になっているあれやこれや、に手を掛けます。まず、「一本歯」の「鼻緒挿げ」です。これまで、10足ほどの鼻緒を挿げています。しかし、毎回、その方法は変化しています。
「下駄(げた)」は、日本固有のフォルクローレ(伝統文化)と思っていましたが、今はアメリカ大陸でもひそかなブームになっているようです。
当然、「鼻緒挿げ」もまた、様々な方法で行われているようです。尤も、日本国内でも、その地域々々で、異なってもいるようです。
今回は、これまでの中で最も満足する出来です。祭りの行列の闊歩であっても、絶対に緩むことのない結びにしています。依頼主に満足していただければ有難いところです。
話は飛びますが、鼻緒の袋の中には、麻縄、綿、紙、厚紙等が入っています。完成品は結構な価格です。時間のあるときに作ってみたいと考えてもいます。しかし、本来の麻は大麻(たいま)です。なかなか手に入り難くなっている、と聞いたことがあります。

下駄の次は、「車輪づくり」です。筆者にとっては極めて憧(あこが)れる世界です。何十年も前からの課題であったのです。
古い時代の映画や物語に登場する「車輪」です。ジョンウェインを初めとする西部劇、チャールトン・ヘストンのベンハー、中国や韓国の時代劇、ユーゴの「ああ、無情」、そして、平安時代の牛車(ぎっしゃ)等が記憶に鮮明です。
その所為(せい)であるかどうかは解かりませんが、どういう訳か、庭には「花車」と称して「大八車」が置かれています。また、車輪だけ置いている場合もあります。おそらく、昔の文明の利器を、風流の次元で「見立て」としているのかも知れません。
しかし、実際には、その作り方が解からなく、何時か挑戦するつもりでいました。特に、車軸と車輪の関係が理解できなかったのです。今日、時間が生まれたことから作業開始です。
基本的ステータスは、ただ試行錯誤あるだけです。やってみて不都合があれば、やり直すだけなのです。そして、概ねの仕組みを理解した後に精度を高める方法です。
まず、車輪を6角形にします。それを円形に見立てるのです。そして、作業し易い大きさでつくることにします。

加工に使うツールはスライド丸鋸です。扱い易いのです。しかし、全てをこれで加工できませんでした。「昇降盤」にも頼ります。角度切りをよく理解していなかったようです。ま、これでも問題は無いのです。
スポークに、取り敢えず8mmの丸棒を使うつもりです。そして、車軸も6角形にします。当初は木工旋盤を使うつもりでしたが、妥協したのです。この加工を、断面が正方形の角材をベルトサンダーでします。何とかなりそうです。
本来の目的はミニチュア版です。全体のイメージを保ちながら、可能な限りの単純性を求めてみるつもりです。そして、加工と組み立てに時間を要することなく、それでいて、緻密で、本物の車輪に近づけることが狙いです。
結果は未知数です。ゴールの有無も不明です。いわば、おそらく、答えの無い方程式を解いているのかも知れません。しかし、やってみる価値はありそうです。