昨日、工房の大清掃を終えました。尤も、一応、です。この環境が、即、創作意欲をくすぐります。

今日は、塗りに没頭します。実は、壊れた「たばこ盆」が気になっていたのです。修復は簡単ですが、ここ4~5年も手つかず、でした。いつも気にしていることは、精神衛生上良くないと思い、朝、取り掛かることにします。

まず、全体に細かい目のサンダーをかけます。これは、塗り直しを前提にしたものです。実は、この塗りは「春慶(しゅんけい)」のようです。また、全体の構造も、見事なつくりです。「江戸指物」の世界です。塗り直しや手直しにはビビリます。


しかし、相当、すり減ってもいたのです。拙(つたない)い塗り直しではあっても、毎日の生活で使うことにこそ価値がありそうだったのです。と、自身に言い聞かせます。

次に、コーナーの埃(ほこり)の削除です。鋭利な刃先に軟らかい布を被せて拭き取ります。67歳の筆者が生まれる前からのものです。80~90年が育てた埃です。普段考えることのない、これまでの、あれやこれやの歴史が思い出されます。


今日は、他に、「糸車」も塗り直します。先般の失敗作です。「拭き漆」のつもりが、一部、厚塗りになってしまいます。ま、手直しは、どのようにもできます。時間をかけてやることにします。


昼前、I氏がお見えになります。2人でY製材所にお邪魔します。それぞれ、必要な材料をいただいてきます。KUROOBIは、志功の絵を収める額の材料です。当面の準備は完了です。あとは、気力の充実を待つだけです。

2013/06/25(火) 19:26