
今日も晴天です。昨日の雨は新聞記事のようです。嘘は表現していないのですが、本質もまた伝えていないのです。情報の持つ危うさです。
WEBの週間予報では、明日は傘マークです。期待を大きく持つべきではない、と警戒しながらも、期待しているありさまです。先日の「静御前」の「雨乞い」を、やや冗談を含んで書きましたが、それが現実になっています。
今日のニュースで、全国あちらこちらで行われている「雨乞い」が紹介されています。大の大人が真剣に神事に参加しています。彼らの一人は『藁(わら)にでもすがる思いです。』と話していました。
我が家でも、毎日、ハンコで押したように、水遣りの励行です。今日はM酵素の液肥を使います。実は、先般、W氏からいただいたイチゴを収穫しました。その後、第二弾も収穫します。しかし、何れも小粒です。どうやら、肥料不足の所為だったようなのです。慌てての施肥です。
今日の工房活動は「塗り」です。しかし、その前にすべきことがあります。まず、数個のパーツの作り直しです。実は、昨日組立た際に若干の隙間を生じていました。当初、「埋め木」も考えたのですが、作り直した方が簡単そうだったのです。
次に、「指紋」の削除です。これは、仮組を素手で行った所為(せい)です。実は、昨夕、十分に乾いていない段階で組み立ててみたのです。ベタベタと指紋が見えています。指の油分の付着です。
指紋の削除の正しい方法はよく解りませんが、近くにあったテレピン油を使います。軟らかい布に浸み込ませて拭き取るだけです。完璧ではないものの、ま、ある程度は消えたようです。

次に塗りです。全体的には、これまで2回塗っています。しかし、実際には、1回だけのものもあります。今朝つくったパーツはまだ白木です。
足並みを揃えることにします。全ての部材に2回塗った段階で3回目にすすむつもりです。
木口(こぐち)には何回も塗り重ねました。多少、厚く塗っても、導管が吸い込んでしまいます。塗って様子をみて、再び塗る、の繰り返しです。3~4回は繰り返したようです。
実は、木工の基本的作法として、木口を極力見せない、というルールがあるようです。今回の作品で木口が露出している部分は、6本の柱の先端です。その上部は最も目につくところです。一応の配慮です。
全体への3回目は、「黒の生漆(きうるし)」で拭くつもりです。これは、コーティングのようなものです。朱漆は、乾いても布で拭き取ると、赤い色が布に付着します。よく解りませんが、おそらく、顔料を含んでいることで、漆自体の成分の密度が薄くなっているからのようです。
次回は3回目の「拭き漆」です。おそらく、明日になりそうです。組立はその後です。今回は、これまでの作業手順を変えています。パーツごとに塗った後に組み立てる順序です。どちらが効率的であるかは、実際にやってみなければ解からないところです。

乾きを待つ状態を見ていると、以前、同じような場面を見たことを思い出します。旧宅の近所にあったS建具屋さんで、です。
60年ほども昔のことです。あのときは、障子(しょうじ)の外枠がズラリと並んでいました。黒漆塗りでした。
それも、まだホゾ加工前のものでした。だとすれば、組立と塗りは、塗りの方が先だったことになります。詰将棋と同じように、仮に正しい手順があるとすれば、今回の「糸巻づくり」で、それが明らかになるかも知れません。
キウイの花が咲きそうです。