昨日から今日にかけて、まあまあの気温です。そしてシトシトとした雨に恵まれています。ホッとしています。
小学生であった頃は、この気温について無頓着でした。暑かろうが寒かろうが、毎日の生活に影響を感じていなかったようです。そして温度計を見る機会もなかったようです。
しかし、中学校の頃、理科か何かの試験に、『人にとっての理想的な気温は何度か。』という問題が出た記憶があります。よく解かりませんでした。その理由は、人それぞれの事情によって異なるのではないか、と考えたからです。
正解は18℃だったようです。それ以降、本当に18℃が正解であるかに悩むことになります。今日は、その18℃前後です。寒いのか、暑いのかがよく解からない気温です。
体全体がシャキッとしなく、これが『人にとっての理想的な気温』であるかを今もって自問しています。体調のすぐれないときには、ソヨとした風も嫌なものです。
とはいうものの、江戸時代、山口素堂が「目には青葉 山ほととぎす 初鰹(はつがつお)」を残しました。5月が一番過ごしやすい季節であることを歌った句のようです。確かに、園芸的には今日のような気温と雨を待ち望んでいました。
話しは飛びますが、日本では5月が「目には青葉」ですが、同じ緯度のロスでは事情が違います。毎年この時期の日記に書いていますが、ロスの降雨量は極めて低く、その雨の殆どは冬に降ります。その結果、山が緑に変わるのは冬です。ロスでは冬が「目には青葉」の季節です。

野菜等の苗や種を植えてから、このところ、雨らしい雨がありませんでした。我が狭庭では、庭の水道を使っていますが、それでもやや億劫です。近くの小川から何回も水汲みをしなければならない山に近い畑は、水やりに結構なエネルギーを要しています。
昨日今日は恵みの雨です。晴れと雨が交互に訪れてくれれば理想的です。話は飛びますが、「ポツリポツリ」と「シトシト」のようなデリケートな表現は日本語ならではのもの、と思っていました。
しかし、英語でも気を使って表現しているようです。同じポツリポツリでも、長く続く憂鬱さを含む言葉は「drizzle」で、やや明るい雰囲気のポツリポツリは「sprinkle」なのだそうです。また、静けさや情緒を感じる「シトシト」は、「to patter」と「raindrops」を使うのだそうです。或いは、もっと単純な「bit by bit」や「little by little」もあるようです。恐れ入るところです。
このところの工房作業は、時間の確保が難しいことから、しばらくお休みを余儀なくさせられていました。そろそろ行動開始できそうです。先日、東京で活躍している友人から『お中元用の何かをつくってくれ。』のオーダーがありました。
また、地元の方々から催促されているものもあります。展示会への出品も依頼されています。他に、自分の挑戦したい課題もあります。それ以前に、家のあちらこちらの修理や改造があります。
我が工房を訪れる口の宜しくない御仁は、「何もつくらなくてもいいから、玄関の戸車だけは直せ。」と言う始末です。築95年ほどの母屋(おもや)です。手をかけられることを待っている箇所があちらこちらにあるのです。山積する課題に直面しています。
花菖蒲(はなしょうぶ)が咲きそうです。