昨晩は、シンデレラの帰宅時刻よりも遅くなります。それでも今日は土曜日です。朝食後、遠方に出かけます。

車で2時間弱の太平洋側です。朝のニュースでは、日中の最高気温は16℃と報じていました。しかし、実際には13℃程度です。

既に済ませたところもありますが、本格的な田植えはこれからです。それでもツツジは見事に咲いています。東に移動するにつれて、色とりどりの花が顕著です。奥州最北端にようやくツツジ(躑躅)の季節が巡ってきました。

しかし、我が狭庭のツツジはこれからです。薄紫のツツジはまだ開花していませんが、蕾(つぼみ)は既に色づいています。あと数日で咲きそうです。

イチゴが白い花をつけ始めました。数輪です。1週間前、W氏の畑から移動してきたものです。早速、今朝、人工授粉をしてやります。夕刻見ると、花数が突然増えています。

耳かきの柔らかいボンボリを使っての交配が明日からの毎日の課題になりそうです。W氏に訊くと、これによって形の整ったイチゴができるのだそうです。

今朝は木の苗も植えます。菩提樹(ぼだいじゅ)です。インドのものではなく、シューベルトの歌曲にあるドイツのリンデンバウム(Lindenbaum)です。『♪泉に沿いて繁る菩提樹・・・』の菩提樹です。

これは、昨日、S町のM氏からいただいたものです。種を発芽させたものです。M氏は、このリンデンバウムを乾燥させ、煎じて飲んでいるそうです。極めて優秀な精神安定剤だそうです。しかし、我が家は狭庭です。2本だけいただいて鉢植えにします。


太平洋側のH市に行った帰り、S町の「道の駅」に寄ります。その時々の季節の認識には、市場や道の駅を見るに限るのです。そして、その時々の流行も感じ取ることができます。驚いたのはシドケです。

道の駅の野菜コーナーは、春の山菜で溢れています。ワラビ、ウド、ウルイ、コゴミ、タラボ、アザミ、ゼンマイ、そしてシドケがあります。

山野草のコーナーにも、クマガイソウ、白と紫のシラネアオイ、ハッカク、エビネ、サクラソウ等の鉢の中に、シドケもあります。太いシドケです。食用としてではなく観賞用としてあるのです。

苗売りコーナーもそうです。トマト、ゴーヤ、ハクサイ、ナス、ピーマン、トーモロコシ、パセリー、レタス等の中に、「シドケ」があるのです。しかもダーッと並んでいます。

昨年までは見かけなかった光景です。我が狭庭の一角にもシドケが群生しています。葉がモミジ(紅葉)に似ていることから、別名はモミジガサです。勿論、観賞用です。食用としてではなく、アイヌネギ同様、観葉として、です。庭と馴染んでいます。


これまで何十年も庭の下草について考えてきました。結局、行き着いた先が、フキ(蕗)、アイヌネギ、オモト、ワサビ、ヤマシャクヤク、イカリソウ、一人静、八角、山荷葉、クマガイソウ、コゴミ等になっています。

個人的に気に入ってはいるのですが、庭の下草としてのシドケは一般的ではなく、自分だけの世界だと思っていました。

しかし、供給が、多くの方の需要に応えてのものであるとすれば、やはり、多くの皆さんが観賞用としてのシドケを考えていることになります。世の中の価値観が少しずつ変化してきているようです。

或いは、世の中が求めていものが、ようやく供給する側に反映してきているのかも知れません。更には、それだけ山のシドケが少なくなっているのかも知れません。


2013/05/25(土) 18:12