
昨日は連休最終日です。朝から工房活動です。まず、木栓のための丸棒づくりからです。実は、昨日、この準備をしていたのですが、見事に失敗です。
ビシーッと決まらなかったのです。原因は、直径12mmの孔に同じ12mmのホゾを合わせた結果です。12mmよりも幾分太目のサイズを自作することにします。小型木工旋盤を庭の四阿(あずまや)に移動します。
重さはせいぜい30kgほどのようです。いつもであればこの持ち運びは簡単なものです。しかし、今回はやけに億劫です。実は、右肩を痛めています。深呼吸するたけでズキッと痛みが走りそうです。実際にクシャミをすると、ズキンとします。その度ごとに、稲妻が通り抜ける痛みはこのようなものか、とあらぬ想像をする始末です。
この痛みは高校のときに経験しています。当時は、その痛みを無視して稽古していた記憶があります。しかし、今は軟弱になっています。寝返り、歯磨き、衣服の着替えに難渋しています。
原因はおそらく、ホゾ孔の加工の際に金槌(なかづち)を使い過ぎた所為のようです。よく解かりませんが、数百回同じ動きを繰り返したことで、関節に炎症をおこしたのかも知れません。

朝、友人がお見えになります。その状況をお話しします。『金槌は肘(ひじ)を支点とします。肩の位置は固定します。そうすれば、肩に負担がかかることはないのですが・・・。』、と説明してくれます。
痛い状況ではよく理解できそうです。しかし、多少の無理や矛盾があったとしても若い時分には全く問題の無かったものです。老いを見せつけられます。
そして、『俺もそうだ。若い頃は相当強い打撲であっても、すぐに忘れることができた。今は、軽いショックでも青いアザ(痣)になる。細胞自体の回復力が低下しているらしい。』と、彼の経験を話します。67歳というのはそのような年齢であるらしいです。
12mmよりもやや丸棒の丸棒が完成します。材料は同じミズナラです。しかし、ダボ(太枘、駄枘)の打ち付け、鋸引き(のこびき)をするには既に気力が衰えています。即、友人に担当していただきます。見事な手捌きで22箇所を無事終了します。
次の工程は、出っ張ったダボの頭の削除です。このツールをサンダーにします。120番あたりでは結構な時間を要します。80パーセントほどを終えます。

今朝、木工仲間のI氏と会話します。肩の痛みを訴えたところ『衣服の着替えは脱健着患が良いです。』と教えてくれます。
『脱ぐときは、先に痛くない腕から脱ぎ、着るときは痛いほうから先に着る』という意味です。痛みと当面していることで、その意味がよく理解できます。
ヤマシャクヤク(山芍薬)が蕾(つぼみ)をつけています。地表に出たときには何の芽が解からなかったものです。プックリとした白い花です。しかし、その花は1~2日で終えるようです。今年こそは見届けるつもりでいます。