夕刻、工房に入ります。まず、「額」の塗りです。これまで、2度、朱漆を拭いています。今日は、その上に「生漆(きうるし)」を塗ることにします。実は、フレームの色に、黒と朱を使うことにしました。そのために、最初に朱を塗ります。

艶は今一ですが、1回目の黒で、期待する色合いになります。そして、「拭漆(ふきうるし)」にしたことで、木目も窺がえます。ま、何とかなりそうです。

早朝から「椅子」の部材づくりです。鉋(カンカナ)の最終章です。実は、先週からスタートしたものの、薄い板へのカンナがけが未だでした。悩んだ末、ビス止めにします。


理論的には問題の無いように考えられますが、何せ、回転する金属の刃の下をビスが通過することになります。ヒビります。

本来は、邪道に思えます。しかし、断行します。しかし、結果は、見事成功です。あとはカットするだけです。

当初、椅子のパーツを3種類と考えていました。しかし、実際には長短合わせて6種類は必要のようです。結局、4脚分の部材になります。ここまでに至る時間は意外に多かったようです。ま、今回は(も)稽古の段階です。良し、とするところです。

これからの作業はホゾ組の準備です。ホゾと溝をつくります。それぞれの寸法は、合わせた(嵌め込んだ)ときにビシーッとなることが条件です。簡単な筈ですが、その加工方法を考えているところです。


本来は「角鑿(かくのみ)」を使いたいところです。しかし、手持ちの角鑿は、刃が弱っています。硬い材です。

単純なドリルと鑿(のみ)での作業になりそうです。1脚のホゾとサネはそれぞれ16ヶ所ほどです。4脚では64ヶ所です。少しクラクラしてきます。

2013/04/29(月) 16:36