「雪囲い」の取り外しは、早春にすべきもののようです。その理由は、おそらく、春が進むにつれて、さまざまな芽が゛出、作業中にその芽を踏みつけてしまうことにありそうです。

作業後、あらためて庭を窺がいます。タツサワ(立沢紅葉)は雪の重みで地を這っているものの、やはり、雪の融けた跡には次々に生まれたての芽が見えます。山葵(わさび)はあちらこちらに緑を誇っています。或いは、昨秋に出た葉なのかも知れませんが・・・。


スグリの葉が出ています。我が家では最も早い芽です。これは、酸っぱく、噛むとバリバリと音のする、昔からの品種です。思い出すだけで唾液が出るスグリです。6月頃が収穫時期です。

今日の日中の気温は16~7℃もあったようです。麗らかな気候とともに新芽との出会いによって、楽しみながらの力作業になります。

午後は、車で1.5時間ほどの津軽に出かけます。年配のご婦人へのお見舞いです。帰路、「道の駅」に寄ります。春の進捗を知るためです。しかし、春のメッセージはバッケ(蕗の薹・フキノトウ)だけのようです。店にある多くはリンゴやジャガイモです。春の訪れはまだまだのようです。

話は飛びますが、奥州最北端のこのころ、「シラウオの踊り食い」を出す料亭があります。板前さんから訊くところによると、南から飛行機で運ばれてくるのだそうです。この「シラウオの踊り食い」は、器にシラウオを入れ、鶉(うずら)の卵と醤油を入れます。シラウオはパチパチ跳ね上がります。即、蓋(ふた)をして落ち着かせます。やや残酷です。


若干の時間を置いていただくと絶品です。シャキシャキ感が良いです。軟らかいシラウオです。歯で噛(か)むのは3回以内が良しとされています。そろそろ、本町のM料亭でいただくことになりそうです。

明日はタイヤ交換をすべきのようです。自転車のタイヤもパンクしたままです。あれやこれやとやることが多いです。憧れの工房作業どころではない「迎春事情」です。


夕刻(夜半)、友人がお見えになります。いつものように、商売用の自家製の豆腐と厚揚げ持参です。3日ごとにお見えになります。『花見をやろう。』と提案します。

会場は小学校の校庭です。今年で廃校になったものの、花自体はいつもの通り健在です。残された人生で、あと何回の「花見」を迎えられるかは解らない齢(よわい)です。即、同意します。

劉廷芝(りゅうていし)がつくったといわれる、『年々歳々花相似たり、歳々年々人同じからず』が身に沁みます。この英訳は、『Flowers bloom the same way every year, but people do not remain the same.』のようです。

しかし、これを、『Year aftere year・・・』と訳していた方がいました。驚くとともに感激します。まだまだ、修行の至らなさを思い知らされます。



2013/04/06(土) 18:16