
昨年は大雪の年でした。その昨年と比べて、今年の雪は少ないと思っていました。しかし、量は同じではないか、という分析があります。
異なるのは、ドカーッと降った昨年に対して、今年は降っては暖気の繰り返しです。その結果、トータル的には同じ量、というというメカニズムのようです。理屈を捏(こ)ねながら、久しぶりにブルドーザーを駆ります。
今日はお休みをいただきます。即、工房に籠(こも)ります。このところ手を掛けている「額づくり」の続行です。先週は、大雑把な組立まで進んでいます。今日の課題は、ストッパーと補強です。
補強は直角二等辺三角形をコーナーに設置するだけです。その固定に「タケクギ(竹釘)」を使うことにします。黒のエンジュに対して、竹の小口の白は少し仰々しいものになります。一瞬、しまった、という思いに駆られます。
ストッパーは、額の下辺を固定するものです。これまでは丸棒を使っていました。しかし、今回は、角材に挑戦してみます。「ホゾ組」です。この加工には、コツコツとしたデリケートな作業が伴います。

嵌(は)め込むストッパーの加工は丸鋸(まるのこ)に頼ります。ホゾ孔はボール盤と鑿(のみ)です。この加工は、孔が大き過ぎると(ホゾが細ければ)ガフガフになり、ビシーッと固定できなくなります。試行錯誤の繰り返しが成功に導いてくれます。
全体の組立を終えた段階で、脚全体の彫刻に入ります。ディスクグラインダーで削ります。しかし、チマチマした彫りになります。ま、ここまでくればいつでもできる手直しです。即、塗りに入ります。
塗料は、額本体と同じ胡桃(くるみ)です。塗って拭き取る連続です。この作業は、座敷のストーブの前で行います。満足度は58%程度です。残りの42%は細工の拙(つたな)さです。しかし、色彩的には大変身を遂げています。
他方、工房は削り滓(けずりかす)で満ちています。小さい額縁をつくるだけだったのですが、足の踏み場も無く天文学的に散らかっています。明日の工房活動は、掃除からの開始になります。

今日は、入れ代わり立ち代わり、友人がお見えになります。地元のさまざまな情報が集まってきます。
その中に、『先日、裏山に白毛のカモシカが出た。このところ毎日、N氏がその取材に山に張り込んでいる。』があります。N氏は終日張り込んでいるそうです。
また、『八幡宮の境内に、変形している銀杏(いちょう)がある。その場所に賽銭箱を置くことになった。工房KUROOBIの賽銭箱を使うことになっている。』、というものもあります。世の中が目まぐるしく変化しています。