次はカンザシの差し込みです。材はケヤキです。これまで何回も経験した作業ですが、カンザシの差し込みが不十分で、隙間を生じる傾向があります。

一方を押し込むと他方が浮く傾向があります。今回も、満足度は50%ほどです。今後の修正に託すことになります。ま、何とかなるようです。

しかし、このカンザシだけでは少し不安です。蛇足(だそく)の感はあるものの、更に補強を加えることにします。額の裏側のコーナーに溝を掘り、埋め木をすることにします。木工の専門用語では「欠き込み核留め接ぎ」というようです。


この溝もテーブルソーで欠きとります。しかし、事前の準備が不十分でした。定規の45°と額の対角線に関係がありそうです。

額の表側は凹凸があり、幅も不揃いです。平面は裏面の一面だけです。そのことからか、歯の位置が異なる結果になります。

カンザシ同様、接着剤を塗布して核を嵌め込みます。4隅のコーナーとともに、核とフレームが密着するようにクランプでギリギリと締め付けます。そして、ストーブの横で2時間ほど寝かせておきます。

一休み後、核の不要部分を削除します。スライド丸鋸を使います。一瞬で済みます。このとき、歯をフレームに近づけ過ぎると、フレーム本体に瑕がつきます。核は、ある程度出っ張るようにして、サンダーで微調整します。

この段階でフレームはガシッとなっています。雪の中、庭に出てグラインダーを使います。寸法の不揃いのフレームです。コーナーに段差があります。帳尻を合わせることにします。

作業は一瞬ですが、これにはある程度のセンスが伴います。満足度は兎も角、何とか組立を終えます。

今後の作業は磨きです。仕上がりに直結する工程です。造形はワイルドですが、磨きには丁寧さが要求されます。そして、塗りです。これから一週間、使う塗料と色彩に悩むことになります。

2013/02/03(日) 18:16